834話考察
カポネがペコムズを始末した理由とは?
ひきかえせのメッセージを残し行方不明になっていたペコムズがついに今回登場したが、どうやらビッグマムの指示で捕らえられたわけじゃなさそうである。
おそらく独断でペコムズを捕らえたであろうカポネの思惑など色々と考えてみる。
現在判明している情報だけで考えるとカポネがペコムズを急いで始末する理由はないように思える。
ペコムズを撃った件はペコムズが悪いということで片が付いている。
ということはカポネは何かビッグマムに言えない秘密でも持っているのだろうか?
これは非常にあり得る。
まずは今回のカポネとペコムズのこのやり取りに注目。
カポネ「ペコムズ…チャンスは与えたぞ」
ペコムズ「チャンスとは思えなかったぜ。ガオ!!」
一体何のことを言ってるのか分からないがおそらくこれはカポネがペコムズに何か"話"を持ちかけたのだろうと思う。
その話が何なのかということになるが、そこで次のやり取りを見てみよう。
カポネ「"ゾウ"の一件もそうだったが… 人情なんかクソの役にも立たねェ。向いてねェのさ…お前はこの世界に」
~中略~
ペコムズ「てめェママをナメすぎなんだよ!!!」
人情という言葉を使っているのでペコムズからすれば"ビッグマムへの裏切り"に該当するようなことを提案されたのかもしれない。
実際ペコムズはカポネに処刑される直前にママをナメすぎと言っている。
ということはカポネはペコムズに"打倒ビッグマムの協力要請"でもしたのだろうか?
あり得そうな感じだが、しかしこれには問題があってもしカポネがビッグマムを裏切るつもりなら、その後一体どうするのか?
ビッグマムに付こうと思ったのはビッグマムの提案じゃなく元々カポネの案のはずである。
その方が新世界では安全だから四皇ビッグマムの傘下に入ろうとしたはずだが、これは一体どういうことなのか。
直感で思ったのは、カポネはカイドウのスパイという線。
ジャックとゾウの件でペドロ裏切者説が前によく議論されていたが、ペドロは普通に潔白っぽいのでそうなるとカポネが裏で情報を流していたという可能性があるかもしれない。
これならモコモ公国の壊滅はカポネにも原因があったとなり、ペコムズとカポネの因縁もより深まる。
ちなみにそのカポネ=カイドウのスパイ説が間違っていようとカポネがビッグマムをなめているのは確かである。
独断でペコムズを始末し、その直前にペコムズに何か取引を持ち掛けた、
もしこれでペコムズが生きていればかなりのしっぺ返しがカポネに向かうと思われる。
実際ペコムズは生きてるだろうからその展開は将来起こるだろう。
それにペコムズ一人仲間にしたところで簡単にビッグマムを倒せるとも思えない。
ペコムズへの取引が本当の話であればリスクが高い割に見返りがかなり少ない作戦だったと思われる。
しかしここで疑問が生じる。
それは今回名前が判明したローラの双子と思われるシャーロット・シフォンの存在。
ここでやった予想が正しいなら、なぜ"カポネの計画"を黙って見ているのか?
実の母親が旦那に倒されても(もしくは利用されても)いいのだろうか?
もし別に構わないと思っているのであれば、前に唱えた"あの説"の信憑性がちょっと高まってくる。
どういうことかは(2)へつづく。