ONEPIECEを読み解く!

サンジとレイジュの関係の謎を改めて考えてみる

第二弾となるサンジの過去編でレイジュはほとんどの読者の想像以上にサンジを気遣っていたと判明したが、しかしだとしたら一体なぜサンジは久しぶりの再開後(832話)にレイジュに冷たかったのだろうか。

841話感想でその事について既に少し考察しているが今回もうちょっと深く考えてみようと思う。


可能性1.サンジはそもそもあまり過去を覚えていない

8歳の頃の記憶を鮮明に覚えている人は一体どれだけいるだろうか。少なくとも自分は断片的であまりよく覚えていない。

つまりサンジがレイジュを味方として捉えていない理由は、そもそもレイジュが味方だったことをあまり記憶していないからではないか。

更に理由があったとはいえ他の兄弟と同じようにサンジを笑っていたという事もあって、逆にこっちの方の記憶が強く残っている事も考えられるかもしれない。


可能性2.サンジの期待が裏切られたから

これは841話の感想の中で挙げた可能性だが、大人になったレイジュはサンジが記憶していたレイジュと全く違っていたのでブチ切れたパターンである。

ただこの可能性は842話のサンジとレイジュのやり取りを見て普通にない気がしてきた。

どういう事かは次の可能性で説明。


可能性3.描かれなかった部分で色々あった(なかった)

なぜ可能性2が薄いと思ったのか、それは842話であったこのようなやり取りにある。

「昔はああだったのになんでそうなったんだ」的な会話が影も形も見当たらず、何か普通に仲がそれほど悪くもないけど良くもない姉弟の会話をしているからである。

だからこの二人の関係は実際は回想ほどドラマチックじゃないかもしれないと思った。

だったら回想の中のレイジュは何なのかという事になるが、それはきっと読者から見たらドラマチックに見えただけなのかもしれない。

それにあの回想はサンジの過去のほんの一部に過ぎず全てを描いているわけじゃない

要するに描かれなかった部分ではサンジとレイジュの関係はそれほどよくなかった可能性がある。

つまり手当てをしてやった描写は確かに存在するがしかしそれ以外の時は、大して仲良く会話をする関係じゃなかったのかもしれない。

むしろ何もなかったというわけである。

実際今回サンジはレイジュから何か普通に手当てを受けているのでサンジにとってレイジュは普通に手当てをする人という認識なのだろう。

手当てをするのはいつもの事という感じなのでだからそれについてレイジュにほとんど感謝をしてないというわけである。

ちなみにこの可能性が正しいなら、サンジも結構冷たい奴である。(どーん)


どれが一番辻褄が合うかと言ったら、やはり今さっきの可能性3だと思える。

ただそれだけじゃなく可能性1と2の要素も加われば結構良い解釈になる気がする。

本を読む事生きてた時の母親の姿を思い出す事父親を恨む事スケスケの実で覗きをする想像にサンジは夢中で姉とのやり取りは二の次三の次という感じだったとしたら、辻褄が合うのではないだろうか。

実際それはリアルな兄弟(姉弟)の関係である。(多分)

この話はおまけとして(2)へつづく。