第1000話詳細感想「パート1」
"麦わらのルフィ"
シシリアン達の協力により後は屋上に辿り着くだけのルフィ。
マルコとは初対峙らしく無敵の不死鳥に困惑するクイーン。
対応の差で判断するとペロスペローの方が海賊としてはクイーンより遥かに上かもしれない。
更にクイーンだけじゃなくキングもマルコに軽くあしらわれる。
やはり今までの敵が化物すぎただけでレベルが落ちるとマルコの強さがよく分かる。
四皇幹部最強の可能性は実際にあるだろう。あとはこの二人に攻撃がどこまで通じるか。
隙が出来たのでゾロを屋上まで一気に放り投げるマルコ。ゾロが屋上に到達するのはもう少し時間が掛かるかと思ったが良い意味で予想が外れた。
場面はヤマト達。
おでんの日誌をモモの助に渡すヤマト。
日誌を拾った場所が具体的に明らかになりおでん城のふもとの川のようである。トキか家臣の誰かが逃げ出す途中で落としたのだろう。
敵に拾われたら大変だったが何にせよヤマトが拾う結果になったのでこれも運命だったのかもしれない。
おでんの日誌の中には20年以上先の未来に若き強者達が"新世界"に押し寄せることが書かれていた。
ヤマトはエースがその筆頭になると当初信じていたが、しかし死を知った事と同時にエースのある話を思い出した。
それは以前もシャンクスなどが口にしていたルフィの夢についてだった。
本来だと笑ってしまうような事らしいがロジャーも全く同じ事を口にしたのを日誌で知っていたヤマトはエースの予想に反し嬉し涙を浮かべる。
ちなみにこの時もしもヤマトが「偉大な男」ではなく「ロジャー」と口にしていたら気まずい雰囲気なっていただろう。
そしてエースが鬼ヶ島に滞在中の間にビブルカードを作っていたヤマトはそれをエースに渡し再会を誓う。
こうやって二人の回想が描かれるとそれが叶わなかったのは悲しい話であるが、しかしルフィの存在(言葉)があったのでエースの死後も希望を持てたのだろう。
おでんの日誌には未来がこう記されていた。
───20年以上先の未来に 次の時代を担う強力な海賊達が「新世界」へ押し寄せてくる……!! カイドウを討てるのはそいつらだ!!!
屋上に辿り着いたルフィを待っていたのはカイドウとビッグマム。
味方側ではゾロ、キッド、キラー、そしてロー。一時は来ないかと心配していたがよかったよかった。
いよいよ役者は揃った。
感想は後半へつづく。