第1008話詳細感想「パート2」
復活!


パート1

カン十郎が生きていたので案の定オロチも生きていた。

当初は確実に死んだと判断したが城に乗り込んだ時にルフィがオロチの名を出したのでもしやと思ったが、蓋を開けてみれば実際そうだったわけである。

オロチを仕留め損ねたカイドウが若干間抜けっぽくなるという事でその後も死亡説を推していたが最近のカイドウはリアクション芸人と化していたのでよく考えたらその点もう問題はなくなっていた。復活のタイミングとしては今が一番丁度いいかもしれない。

福ロクジュも一緒なのでライブフロアを離れたのは死んだふりをしていたオロチの元へ行っていたという事で間違いなかった。ちなみにオロチの能力を知っていても目の前で突然首が吹き飛べば焦るはずなのであの時の反応は演技じゃなかったと思う。

ただこの展開で完全に予想外だったのはオロチが思いのほか元気だったこと。

こっそり福ロクジュと逃亡を図るのかと思っていたがビビることなく逆に城を燃やそうと暴れまわる、その根性は大したものだ。伊達にカイドウと20年以上対等な立場でやり取りしていなかった。

というわけで結局オロチもカン十郎も生きており話は振り出しに戻った感じもするが、ただ錦えもん達の目的は変わているのでその点は押さえておきたい。

カイドウを追い詰めるのはルフィ達の役目だと実際のところ最初から分かっていた事なのでここからが本当の錦えもん達の出番とも言える。

日和(小紫)もそうだが傳ジロー(狂死郎)の件もあるのでこうなってみると描かれることはまだまだある。光月家と黒炭家の因縁の完全決着に期待したい。

場面はヤマト達。

「あんな怪物になれるものなら いくらかみんなの役に立つのに…!!」とモモの助の"龍"としての覚醒のフラグ(?)を立てるヤマトモモの助。暴走するかはともかくやはりモモの助が本当の意味で活躍する可能性はありそうだ。

ただ"いくらかみんなの役に立つのに"というのは今は役立たずと言ってるのとほとんど変わらないのでおでんを崇拝していてもその息子には厳しいヤマトであった。 ※よく見たらモモの助が言ってました。ヤマトじゃなくてよかった。

しかしルフィの状態をなぜか把握できているモモの助。全く別の力が覚醒しようとしている…!?

場面は屋上。

どういうわけか相変わらず緊迫感のない戦いが繰り広げられていた。

思いつく理由としては四皇二人は全然本気じゃなく戦いは佳境にすら入っていないという事だろうか。勝てる気がしねェ。

そしてついに明らかになったカイドウの人獣型。

あれ、あんまり(迫力は)変わってない…?と正直思ったが戦いが進むにつれその凄さが描かれていくと思うのでガッカリするのはまだ早いだろう。

圧倒的な力の差を見せつけても全く目が死んでいないルフィに関心する人獣型カイドウのアップが最後に描かれ次回へつづくのであった。

おでんの正体も明らかになりカイドウの人獣型も披露された、さらにカン十郎とオロチ生存まで確定したので今回はボリュームがあってそういう意味で充実した回だった。

しかし本当におでんが生きている事を期待していた読者にとってはショックな展開だっただろう。

感想パート1でも言ったが日和(仮)と偽おでんの登場はどちらも別々のイベントで繋がりがなかったというのが結果的に紛らわしかった。実際一連の流れはそのミスリードを狙ったものだったのかもしれない。

ちなみにここまで討ち入りが進んでみるとオロチとカン十郎の生存はむしろ物語としていいと思った。

カイドウに大敗したことで"黒炭"がいなければ錦えもん達の役割は実質何も残っていなかったので、これで錦えもんサイドの展開が盛り上がるのを期待しています。