第987話詳細感想「パート1」
"忠臣錦"
錦えもんが魅せる!!!
錦えもんと傳ジローの攻撃を受けた時おでんを思い出していたカイドウ。
そして他の赤鞘達も追撃をする。一同の気迫が伝わって来るこの一連の描写は見事。
さらに凄いのは気迫だけじゃなく実際に錦えもん達の攻撃はカイドウに通っている。
赤鞘達からの攻撃とおでんから受けた傷が傷んだことによりカイドウは悲鳴をあげる。カイドウも人の子だった。
ちなみにカイドウが言っていたおでんの流桜の件は後日取り上げよう。
赤鞘達と共にカイドウは地面へ叩き落とされる。
討ち入りが始まったのでヒョウ爺ら変装していた侍達も正体を明らかにする。
この騒ぎを見て笑顔でカイドウは死んだのかと余裕のビッグマム。
こうやって見るとカイドウとビッグマムの関係はやはりビッグマムの方がドライな感じがする。本当に一生の恩とやらが何なのか気になって来る。
ルフィとヤマトも追い討ちをかけようとカイドウの元へ目指すがうるティが邪魔に入る。
うるティもクレイジーだったが光月おでんになりきろうとしているヤマトと並ぶとまともに見えてしまう錯覚。
ちなみにヤマトの反逆に本気でカイドウの部下達は戸惑っているので今までは親子喧嘩程度の感覚でヤマトの反抗を捉えていたのだろう。
ヤマトも手錠が本当に爆発すると思っていなかったしこれまでは実際それほど本気じゃなかったのかもしれない。
そしてルフィの邪魔をするのはビッグマム。
ここでもうこの二人の戦いが始まるのだとしたら完全に予想外である。
ビッグマムがルフィに気を取られている隙を突いてナミとキャロットは簡単に逃げ出す。やっぱりこの二人が捕まったことはそれほど深刻な問題じゃなかった…
そして場面は赤鞘とカイドウに戻る。
地面に落ちた衝撃が相当だったのかカイドウだけじゃなく錦えもん達の方も血を流している。攻撃にのみ全神経を集中させていたということもかもしれない。
悲鳴は上げたもののまだまだ大丈夫そうなカイドウ。
一方表情だけ見ると錦えもん達の方がもう切羽詰まっているようにすら見える。
ただ元々地力が違いすぎるので奇襲で致命傷を与えられなかったのならこの段階で錦えもん達が焦るのも無理はない。
そこを知ってかルフィ達と組んだことについて海賊は裏切ると断言するカイドウ。
だが錦えもんは一切臆しなかった。
感想は後半へつづく。