第1000話考察
ルフィ渾身の一撃はなぜカイドウに通じたのか
錦えもん達と同じく気合が籠っていたと言えばそれまでだが、しかし今後の戦闘の行方を考える上でこの一撃の意味は重要になると思うので今から検証してみる。
そもそも錦えもん達の攻撃もただの気合ではなくおでんの流桜が理由で通じたとカイドウ自身が考えていた。
なので今回のルフィの一撃もヒョウ爺との特訓によって身に付けた流桜が理由だとみるのは自然だろう。
ただ気になるのは普通の流桜と"おでんの流桜"との違いであるが、もしかしたらこれは"おでん独自のもの"という意味じゃなくおでんに斬られた時のトラウマを指しているのかもしれない。
錦えもん達の渾身の気合が乗った流桜はおでんに深手を負わされた時の感覚と似ていたのでカイドウはそれを"おでんの流桜"と捉えたという感じである。
つまり今回ルフィの攻撃がカイドウに通じたのはワノ国を守ろうとしたおでんや錦えもん達が放っていた"覇気"と同じ種類だったのが理由かもしれない。
それと集中力も大きな要因としてあるのも間違いない。
討ち入りのターゲットは最初からカイドウだと決まっていたのでアプー戦の時とはこの点明らかに違う。
つまり流桜と気合と迷いの無さが合わさって会心の一撃を決めれたというわけである。
ちなみに他にも注目すべきはこの攻撃がギア3だったこと。
ギア4ですらない攻撃でカイドウにダメージを与えることが出来たというのは非常に幸先が良い。
おそらく一撃で倒せる相手じゃないと分かっていたのでルフィは体力の温存を考えギア4を使わなかったのだろう。
今後どのように戦いが進んで行くのか大雑把な予想に興味があれば(2)をご覧あれ。