第1001話考察
カイドウと互角に戦える存在が明らかになった事で見えてきたある人物の強さとは


ルフィの攻撃を食らいおでん、白ひげ、ロジャー、シャンクス、ロックスの5人の姿を思い浮かべたカイドウ。

シャンクス以外全員故人であるが、だからこそ興味深いポイントでもある。

つまりカイドウの"強さ"はロックスが生きていた38年前当時から健在だった可能性が高いことになる。

ただしこれはルフィの攻撃を食らって5人を浮かべたのでその"強さ"の殆どは防御力を指している可能性がある。

だとすればカイドウもビッグマムと同じく突然変異として普通じゃダメージが通らないような生まれつき強靭な肉体を持っていたのかもしれない。

肉体そのものが頑丈なのか常時無意識に強力な武装色の覇気を纏っているのかは分からないが長年覇気を鍛えてこの域まで達したというようなタイプとはおそらく全く違うだろう。

ビッグマムの両親が一度映ったことがあるが二人とも5歳のリンリンとは似ても似つかない普通のサイズだった。

カイドウも似たようなタイプであればやはり"鬼族"とかそういう血筋が強さの秘密とはこの先ならないだろう。

だとすればヤマトの"牙"は母親の方の血統か妥当に悪魔の実の能力によるものという事になりそうだが、それは以前も考察したのでここでは置いておこう。

ちなみにロックスの強さは描写がないので分からないがおでん、白ひげ、ロジャー、シャンクスに共通しているのは全員覇気の達人であること。

おでんは未だにカイドウが恐れるほどの流桜の使い手だった。

白ひげとロジャーはそのおでんが驚くほどの覇気の衝突を見せた。

シャンクスは赤犬のマグマ攻撃を完全に防御したので、というかやはり腕を失ってからの戦闘スタイルは剣術ではなく極めた覇気(流桜)を中心としたもので間違いなさそうである。

攻撃(内部破壊の流桜)も防御(外に放つ流桜)も高いレベルで駆使して戦うのだとすればたとえ片腕でもカイドウがシャンクスを脅威に思うのは当然かもしれない。

しかも今回カイドウはルフィが驚くほどのスピードで攻撃してきたのでそれに対抗できるシャンクスは覇気だけじゃなく速さも相当なものと思われる。

赤犬に悟られず攻撃を止めた件もあるので実際四皇の中で速さは一番の予感がする。

というわけで今回出てきた5人の姿からカイドウの強さだけじゃなくシャンクスの強さも考えてみたが、本当にカイドウに対抗できる(できた)のは5人だけだったのだろうか。

例えばカイドウの中で海軍の大将はどのような存在なのか。

おまけとして(2)へつづく。