第1007話
ベガパンクが作った人工悪魔の実が失敗作でよかった理由とは?
そしてこの事がワノ国編の終盤で重要な意味を持つ…!?


モモの助が食べたベガパンク製の悪魔の実について今回興味深いことが分かった。

昔カイドウが海軍に捕らえられた時に血統因子を抽出されており、それを元にベガパンクが作り出したらしい。

つまりウオウオの実を食べた後ですらもカイドウは海軍に捕まることがあったという事なので"頑丈さ"はともかく現在の確固たる強さを手に入れたのはやはり随分経ってからなのだろう。

その時拷問や処刑なども受けたのだろうがそれはともかくカイドウを元に作られた人工悪魔の実は失敗作でよかったらしい。

具体的に何がよかったのか分かりにくいが、つまり完成品だったらあまりにも強力すぎるので"CP-0"としては誰の手にも渡らなくてよかったという事でいいのだろうか。

海軍もCP-0も世界政府の一員なので混乱しそうになるが、以前も少し描写があったようにCP-0は五老星を頭脳とした政府ではなく天竜人の一派(?)の方に寄っている感じなのでその辺の覇権争い(?)が「失敗作でよかった」という意味と繋がっているのかもしれない。※五老星も正確には天竜人なのでややこしいが

具体的な事はワノ国編が終わった後に明らかになると思うので真相を知るのは随分先になると思うが、もしもあまりにも強力すぎる部分の解釈が正しい場合一つ希望が見えてくる気がする。

つまり落下する鬼ヶ島を止めるのは龍のモモの助という予想は本当に現実味を帯びてくることになるだろう。

今回モモの助も認めたようにこのまま将軍として讃えられても中身が伴っていないのでこれから討ち入りが上手く行っても締めは空っぽな印象になる可能性があった。

しかしカイドウと同等の能力を引き出せるポテンシャルがあるのであれば花の都を壊滅から救った英雄としてこれから大活躍できるかもしれない。

そうなれば相変わらず中身は伴っていなくとも行動で将軍としての資質を示したことになるのでこれからに期待できる感が出て悪くないだろう。少なくともこのまま何も活躍せず周りが持ち上げるだけという事ではなくなるので大きな前進になるのは間違いない。

ちなみに話は変わるが、そもそもその悪魔の実は何が"失敗作"なのだろうか?

ベガパンクは一体何に拘っていたのか。

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