第1008話考察
錦えもん達を手当てした人物はどこへ行ったのか？

おでん（仮）の正体は結局カン十郎の絵だと明らかになったが、錦えもん達の手当てをしていた人物とは関係なかったので話は振り出しに戻った。

しかしおでん登場と見せかけて偽物だった、という展開が起きたので元々可能性は低いと思っていたがこれで更にトキの可能性は減ったと思う。

だとすればエネル…ではなく日和一択になりそうだがなぜこの場にいないのだろうか。一体どこへ行ったのか。

偽おでんがカン十郎の絵だと明らかになった瞬間に浮かんだのはカン十郎に捕らえられてしまった展開だったが話を進めて行くとそういうわけではなかった。完全に入れ違いだった模様。

戦の前に情は禁物と言って皆の前に姿を現さなかった手前、ここで姿を見せるのは気まずいと思いどこかへ隠れた、というのもなくはないと思うが別の目的の為にこの場を離れたというのが一番ありえるだろう。

以前日和は私の手で殺したいと言っていたほどオロチを憎んでいる。

光月家としては当然であるが、小紫の件もあるのでいよいよそれと関係した話が挟まるのかもしれない。

カイドウのスケールの大きさによってオロチの存在や光月家と黒炭家の因縁は一時物語の中で霞んでいたが、赤鞘とカイドウとの戦いが一段落した今ならそれらのエピソードが挟まる余地はあるだろう。

おそらく日和は小紫復活の為にこの場を後にしたのかもしれない。要するに化粧をしにどこかへ行ったというわけである。

響きはギャグっぽいが死んだはずの小紫が目の前に現れたらオロチは震えあがると思うので悪くない作戦だと思う。カイドウにはビビらないが赤鞘の亡霊を20年恐れたオロチなので取り乱す可能性は実際にあるだろう。

ただしどこかの時点で光月日和だと気付くはずなのでそこからはまた別の展開が待っているはずだ。

その予想はおまけとして（２）へつづく。