第1010話考察
覇王色の覇気は"攻撃に転化できる"と昔から予定されていた…!?


いよいよ覇王色の覇気が本格的に戦闘で使われることになった。

弱者を気絶させるだけの雑魚狩りに特化した能力と、名を上げる者が持っている確率が高いというジンクスがあるという性質だけじゃ物足りなさすぎると当初から思っていたので個人的には歓迎の設定である。数百万人に一人しか身に付けられないという希少さも考慮したら尚更。

しかし覇王色が武装色のように使えるというのは"後付け"じゃないのだろうかという疑問が出てきそうだが、そう断言するのは間違っているかもしれない。

まずは覇気初登場の回をおさらいしてみる。

シャンクスが白ひげの船に来た時次々とモブ達が気絶した。

そしてその中の一コマでハッキリと覇王色による物理的な影響が現れていた。

ちなみに"半公式"といえるアニメではもっと明確に船にダメージを与えていた記憶がある。

さらに初登場ながらいきなり覇王色の持ち主同士の衝突が描かれたが、

その時に天が割れている。

なので覇王色が雑魚狩りジンクスだけの能力じゃないことは当初から明らかだったわけである。

話は進んで他にもこのような描写がある。

ルフィとチンジャオが衝突した時に"稲妻"のようなものがスタジアムに走った。

そして記憶に新しいルフィVSカタクリ戦では、

より明確に覇王色による物理的な影響が現れていた。地面が砕けているので相当な威力である。

ちなみに改めてロジャーVS白ひげを見てみると、

使い手のレベルが高いと島全体に影響を与え"雲を割る"どころか消し飛ばしているので以前のシャンクスと白ひげの衝突が全然本気じゃなかったのが分かる。

ちなみに二人が衝突する前の時点から黒い稲妻が二人の武器から発せられているのでこの時から"纏う覇王色"のエフェクトは決まっていたと思われる。

黒い稲妻自体はカタクリ戦どころかドフラミンゴ戦の時からあったのでこれは本当に纏う覇王色を表現する"自然なエフェクト"として取り込んだ良い例だと思う。

というかこうやって見たら覇王色の衝突のスケールがドフラミンゴ戦とカタクリ戦では全く違うのでルフィの覇王色の威力がしっかり伸びているのが分かる。

ちなみに覇王色の効果ではない事になっているがずっと前から覇王色と結び付けたかった描写がある。

これについてはかなり前にも取り上げた記憶があるがここで改めてそのシーンを紹介したい。

おまけとして(2)へつづく。