第1010話考察
覇王色の覇気の効果について
"覇王色もまとえる"と明らかになった今回。
カイドウ曰くそれが出来るのはひと握りの強者だけという。
覇王色の持ち主自体が少ないことを考えるとトップクラスの中でも限られた存在しか使えない技術なのだろう。
ロジャーと白ひげの戦いに驚いていたのでおでんですら最後まで使えなかった可能性もある。
では今から今回描写された"纏う覇王色"をじっくり見てみよう。
互いに触れないのが基本の効果である可能性が高い。
ただし触れない事は通常の流桜(武装色)の応用でもあったのでちょっと紛らわしい部分である。
おそらく傍から見て触れてるのか触れてないのか際どい場合は武装色で、ハッキリと触れてないのが分かる場合は覇王色なのかもしれない。
※しかしその場合三大将のバリアが覇王色の効果になりそうなので断定はできない(今後改めて考察予定)
だが次の効果は分かりやすい。
触れない事と違い"黒い稲妻"を纏っているのはハッキリと覇王色独自の効果(エフェクト)で間違いない。
ちなみに黒い稲妻の描写はカタクリ戦でもあったりと以前から何度も覇王色の効果として描かれていたので、纏う覇王色の表現としてこれは自然だと思った。
武装色の時は2年前編まで一切"黒く"描かれていなかったので戸惑いの声が結構挙がっていた記憶があるがこれは上手いと思う。
そして纏う覇王色の効果として最も注目すべき点はこれだろう。
攻撃力と防御力が桁違いに高まっている可能性がある。
金棒を片足で止めてみせ、ただのパンチにも関わらずカイドウを吹き飛ばしている。
"威圧する力"を攻撃に転化しそれを一か所に集めているわけなので納得の威力かもしれない。
ルフィの中の覇王色の真の力が目覚めたことにより絶望的だったカイドウ戦にハッキリと希望が見えてきた。
しかし忘れちゃならないがカイドウも同じ覇王色の使い手である。なのでこれでやっとスタートラインに並んだだけかもしれない。
それにカイドウは"痛いのに弱い"のかリアクションが大袈裟なので今回のルフィの攻撃が実際どれだけ効いたのかはまだ分からない。
だがそれでも本当の勝機が見えたのは確かなのでここから屋上の戦いは盛り上がって来るだろう。ギア4と組み合わさった時に何が起きるのか───
ちなみに覇王色が攻撃と防御に使える事については随分前(10年ぐらい前)からありだと睨んでいたので驚きではなかった。
そう思わせたいくつかの過去の描写について興味があれば次の考察をご覧あれ。