第1010話考察
覇王色の"触れてない"と武装色の"触れない攻撃"の具体的な違いとは
まるでロジャーと白ひげの衝突に驚いたおでんのように、今回ローはルフィの攻撃を見て触れてねェと驚いた。
覇王色の覇気が攻撃に使われた事を意味しているのは間違いないだろうが、ただそうなると触れない攻撃としてヒョウ爺と修行していた流桜(一段階上の武装色)は一体どうなっている(何だった)のだろうか。
感想の中で触れてるか触れてないか微妙なのが武装色で、ハッキリと触れていないのが分かるのが覇王色ではないかと予想した。
おそらくそういう事だと思うが、しかしその場合三大将のバリアが若干ややこしくなってくる。
三大将は一人も覇王色の覇気使いではないと思うのであのバリアは武装色の応用ということになるが、だとしたら先程の"触れてるか触れてないか分からない"の予想と食い違うことになる。そもそも覇王色だとしても触れてなさすぎる。
なので三大将のバリアを説明するには現在でも明らかになっていない新原理が必要になる気がする。
例えば覇王色には覇王色同士が衝突すると周囲に物理的な破壊を起こすことがある。
なので武装色にも似たような性質があると仮定してみる。
しかし覇王色と違い"衝突"してもそのような事は起きないが"共鳴"させると広範囲に鎧が広がるとしたら辻褄が合うかもしれない。
大将ほどの実力者でも一人の力ではあれだけの広範囲に武装色を広げることは出来ないが三人揃い日頃から息を合わせる訓練をして初めて可能になるというわけである。
他にも覇王色との違いとして大した威力はないことも考えられる。
白ひげの地震の衝撃波を逸らせる事は出来ても"防御"としての性質が強く攻撃にはそれほど向いていないのかもしれない。例えるならあれだけ広がると"柔らかい(弾力がある)"感じになるとかだろうか。
他の可能性を考えるならあれは武装色のみを使った技ではなくロジャーの"神避"のような衝撃波に近い技という事も考えられる。
この場合三大将は両手をただ前に出していたわけじゃなくその描写の前に腕立て伏せの要領で前に向かって素早くプッシュしたという事になる。
ただカッコいいかどうかは微妙なのでやはり共鳴させた武装色説を有力視します。
ちなみに武装色(流桜)と覇王色の性質がややこしくなった事についてのメタ的な考察に興味があれば(2)をご覧ください。