第1011話考察
ビッグマムはカイドウを裏切る?
おこぼれ町がカイドウの部下によって燃やされたと聞いてページワンを殴りつけたビッグマム。
ページワンからすれば燃やすように指示したわけではないと思うのでとんだとばっちりであるが、この調子でビッグマムの怒りの矛先はカイドウにまで向かうのだろうか?
あり得なくはないと思うが二人の長年の歴史を考えると"おこぼれ町の一件"が理由で完全に仲違いするというのも違和感がある。
それにビッグマムが花の都を完全に破壊してワノ国を終わらせる計画に乗っていたことを考えると尚更である。おそらく今でもそれはどうでもいいと思っているだろう。
なのでおこぼれ町(美味いおしるこ)が無くなったと聞いて一時的なパニックに陥りページワンを殴っただけかもしれない。
その場合うるティなども含めこれからカイドウの部下をぶっ飛ばそうと暴れまわるかもしれないが途中で我に返り(憂さが晴れて)敵に戻ることになりそうである。
それでも我に返るまでカイドウ軍の戦力を随分減らすことになれば"おリンの心"が討ち入りの結果を変えることになった、と結果的になるかもしれない。
ちなみに先ほどはこの流れのまま二人が完全に仲違いするのは違和感があると言ったがしかし同盟を結ぶつい先日まで敵同士だったことを考えるとやはりあり得なくはない。
ビッグマムからすれば弟分、カイドウからすれば恩人だった歴史もあるがロックス海賊団崩壊以降仲が悪かった時期も長いのかもしれないので、このケースの場合はその(読者が知らない)途中の確執が再度浮き彫りになって同盟が崩れることになると思う。
つまり以前からあった仲違いの原因におこぼれ町の一件がキッカケとして再度火を付ける形となって討ち入りの力関係が崩れることになるというわけである。
おリンでも復活しないと討ち入りに勝機はないと予想していたのでルフィの覇王色の覚醒と合わせてこれで本格的に逆転の目が出てきただろう。
しかしおリンに"戻った"わけではないのでどこまでビッグマムに期待できるかはまだ未知数である。
それにカイドウとビッグマムにはもう一つ忘れてはならない要素があった。
この話はおまけとして(2)へつづく。