第1011話考察
カイドウの台詞の意味とは?


ルフィの楽しそうな顔を見て「窮地ほど笑い……笑う程に………!!……か」と呟いたカイドウ。

笑う程に一体何なのか気になるところであるがヒントが少なすぎて予測するのは非常に難しい。

しかし最後に「……か」と言っているのでこれはカイドウが誰かから聞いた言葉であるのは多分間違いないと思う。

すぐに浮かんだ人物はロジャーであるが、しかしカイドウはロジャーと言葉を交す仲だったとは思えないのでこれは違うと思う。

それにそもそも二人は若干世代がズレているのでおそらくその言葉はロジャーのものではないだろう。

しかしロジャーと同世代の人物から聞いた可能性はあると思う。

その何者かがロジャーと戦っている時にロジャーに対して「笑う程に〇〇」と思い、それを昔聞いたカイドウが今のルフィを見てその言葉を思い出した、というのがこの流れなのかもしれない。

そしてそれが誰の台詞かというのはおそらくロックスじゃないだろうか。

カイドウが引用するほどの人物となれば限られるのでロジャーじゃないのなら残すはロックスしかいないと思う。(というか他に誰も思いつかない)

仮にロックスの台詞だとして、では「……」には何が入るのだろうか?

戦闘中に呟いているので「強くなる」とか「成長する」とか「力が増す」とかそんなところだろうか。

大穴で「仲間が増える」というのも候補に入れておこう。

ちなみにしっかり聞き取れなかったのかルフィが「?」と反応しているのでこの台詞は後にまた出てくるはずである。

もしも"オリジナル"がロジャーに対して使われた言葉であるのならその意味が明らかになった時、ルフィがまた一歩ロジャーに近づいた瞬間という事になるだろう。

ただその意味が明らかになる前の現時点の段階でも、そのような台詞が出た時点ですでに"ルフィにとって"の大きな転換期を迎えているかもしれない。

おまけとして(2)へつづく。