第1011話考察
ビッグマムはこれから一味に対して何を思う?


お玉への友好的な感情は残っていたビッグマムだが、もしもこれからお玉がビッグマムに一味との和解を望めばどうするのだろうか?

別におリンに戻ったわけじゃない上についさっきまでルフィ達をやろうと戦っていたのでお玉の意見に耳を貸さなくても不思議ではないが、千と千尋の湯婆婆的な感じで迷うことになる可能性はあるかもしれない。

WCI編が始まった辺りの頃ビッグマムは湯婆婆のような雰囲気があるかもしれないと予想していた。

しかし話が進むにつれ普通の海賊だと明らかになり"ルフィを認める"ような存在にはならなかった。

だがそれはもしかしたら"坊"(千と千尋)のポジションが誰もいなかったからであって、もしもお玉が坊に当てはまるのならまだビッグマムの湯婆婆化はあり得るかもしれない。

何年も前に消えたと思った可能性がここに来て復活したというのは個人的に興味深い事であるが、ただ復活したのはあくまで可能性であって実際のところそう上手く事が進むとは限らないだろう。

おこぼれ町の恨み(しかも下っ端の部下がやった事)が何十年もの付き合いがあるカイドウへの気持ちに本当に勝るのだろうか。勝ったら個人的には正直ガッカリする。

ただ最近カイドウは無鉄砲なルフィの事を気に入って来たような雰囲気があるし"死"への拘りもあるので、もしもルフィが初ボス殺しをやるのならその決着のつき方次第でビッグマムもルフィの事を認める可能性は無くはないと思う。

カイドウの趣味のことはビッグマムは知っていると思うので仮にルフィがカイドウを倒しても恨むことはないかもしれないわけである。

何にせよおこぼれ町の一件だけで同盟の全てを投げ出すとは思わないので"坊"の説得カイドウの趣味への理解が重なればルフィ達と、和解はせずともアラバスタで一味を逃がしたスモーカーぐらいのゆるさにはなるかもしれないわけである。

今後のビッグマムにはその絶妙なポジションに着く事を期待したい。