第1014話考察
カイドウはジョイボーイについてどこまで知っているのか?
ロビン、ロジャー海賊団、ネプチューン王など限られた人物しか知らないはずの"ジョイボーイ"を知っていたカイドウ。
しかも「お前も…"ジョイボーイ"には……なれなかったか………!!」とジョイボーイが何を意味するのかすら知っている雰囲気である。
カイドウはどこでその情報を知ったのか、そしてどこまで何を知っているのか、今から考えてみる。
すぐに浮かんだ予想はロックスを通じて知った可能性。
ロックスは単に強力な海賊だったわけじゃなく世界の禁忌についてもおそらく詳しかったと思われるのでジョイボーイの情報もどこかで手に入れていたかもしれない。
そしてカイドウがロックスに気に入られていたのなら死ぬ前に世界に関する様々な情報を教えていた、と考えることができる。
ロックス説は普通にあり得ると思うが、ただしカイドウだけに特別に教えたというのは違和感があるのでカイドウ以外も知っていても不思議じゃない気がする。(例えばビッグマムやシキなど)
だとすれば現在生きている中でカイドウだけが特別という事にはならず、それどころかいずれジョイボーイを知っている人物のバーゲンセールまで起きかねない気がする。
ただそれを言えばロジャー海賊団も同じなのでロックス説は有力視できると思う。
もしくは直接ロジャー海賊団を通じて知った可能性も考えられる。
大海賊として長く君臨していれば元ロジャー海賊団の船員からラフテルで知った世界の秘密について詳しく話を聞く機会は少なくとも1度ぐらいあったかもしれないのでこれも期待値は高いだろう。
それに古代文字を扱えた存在(光月おでん)がロジャー海賊団にはいたのは確定しているので、この点がロックス説よりも説得力がある。
古代文字を読めずとも世界の秘密を"一般人"が知ることが出来るのであればポーネグリフの存在価値が落ちかねないと思う。(ロックスもおでんと同じような家系の子孫であれば話は別だが…)
ちなみに情報通のビッグマムから聞いたことも考えられるが、ただそのビッグマムはどこからその情報を仕入れたのかと考えたらやはり"元ロジャー海賊団の船員"に行き着くと思うので話は同じである。
ちなみに元ロックス海賊団でも四皇でもないクロコダイルですらポーネグリフとプルトンの存在について知っていたので元ロジャー海賊団の船員(から聞いた)説はロックス説よりもあり得ると見ている。(以前の考察でも取り上げたがクロコダイルが色々と知っていた理由もそういう事だと予想している)
というわけでカイドウがジョイボーイについて知っている理由とその範囲は元ロジャー海賊団達(と同じ)という結論が出たものの、ロックス説の方が分かりやすいという面があるので真相は蓋を開けてみるまで分からないだろう。
それに政府関係者から聞いたなど他にも色々可能性はあると思うのであくまでの上の二つの説はここで有力視しているものというだけである。意表を突いた真相で来る可能性は0じゃない。
ただ元ロジャー海賊団の船員説が正しいとすればあの謎が解決するかもしれない。
おまけとして(2)へつづく。