第1021話考察
大人になったモモの助に待ち受けている運命とは
巷で予想されていたように本当にこれからモモの助はしのぶの能力で大人になる可能性が高まってきている。
しのぶは大反対しているがモモの助の覚悟は本物に見えるので鬼ヶ島が花の都により一層近づけばしのぶも考えを変えることになるだろう。
カイドウと同じように大きな龍になることが出来ればカイドウと同じように鬼ヶ島をコントロールできると考えての願いだろうがぶっつけ本番でどこまでやれるかは未知数なのでモモの助にとって大きな賭けになるのは間違いない。
しのぶが器用に獣型のモモの助だけを成熟させることが出来ればプラスでしかないが、これはほぼ確実に通常時のモモの助も成熟するのでそうなれば見た目は大人、頭脳は子供になってしまうわけである。
20年の時を飛んでいるから追いついただけと考えることは一応できるが中身は8歳のままなのを忘れちゃならない。
例えばドラゴンボールのピッコロも実年齢は低かったりするが初代ピッコロの経験は受け継がれているので、その点が欠けているモモの助はその実年齢とのギャップを今後簡単に埋めることはできないだろう。
記憶は今と変わらず、剣術のレベルもそのまま、泣き虫のような子供っぽい面も変わらないわけなので巷で言われているような単純に熱い展開なのかは正直分からない。
ただししのぶもその点は理解しているはずなので、おそらく大人にすると言っても28歳にはせず15歳ぐらいで抑える気もする。ワノ国ということで元服としての大人。
これなら実年齢とのギャップは7年に抑えられるので見た目は"アラサー"で中身は8歳と比べたら随分マシである。寿命も20年分減っているのを考慮すると実際これは悲劇である。
ただ8歳から15歳までの7年間も成長する上で凄い大事な期間だと思うので20年よりマシとはいえモモの助が払う代償は大きいはずだ。
しのぶや錦えもん達なら理解するだろうが少なくとも周りはもう子供とは見ないと思うのでモモの助はこれから子供時代を犠牲にするわけである。
某漫画の主人公も将来を棒に振る覚悟で強制的に大人化した記憶があるのでこれは結構重たい展開だと思う。今回のモモの助の涙にはその意味も含まれているだろう。
しかしこの心配は全て必要のないものかもしれないとも思う。
この続きはおまけと(2)へつづく。