第1021話考察
ロビンの"悪魔化"を分析


言いたい放題のブラックマリアに切れたロビンは"悪魔咲き"(デモニオ フルール)という新形態を披露しブラックマリアを文字通りひと捻りして勝利した。

今までは腕だけ生やしたものだったがこの"大渦潮クラッチ"は全身を使った間接技なので悪魔化の部分に限らず中々インパクトの強い技だった。

ところでその悪魔化は一体どのような原理なのだろうか。

色々と謎が多いので一つ一つ考えてみる。

全身が黒光りしているように見えるのでそのまま受け取ると全身の武装色硬化に思える。

しかしよく見るとにも見えるので悪魔をイメージしただけの演出の可能性もあると思う。

今回の回想で映ったロビンは革命軍にいた時に打撃系の技を積極的に学ぼうとする意欲があまりなかったので武装色の技術は少しもかじってない気がする。

なのでその点も考慮するとあれは武装色ではなく悪魔的な演出の可能性の方が高いのではないだろうか。

しかしブラックマリアの驚き方は実際に本物の悪魔を見てしまったかのようなものだったのでただの演出と片付けるのは早とちりかもしれない。

実際には悪魔に変貌したわけじゃないが、しかし悪魔のように見せている、これに近い技はすでに一つ登場している。

この悪魔化は鬼気に近いものだとすれば色々と納得できる気がする。

ただ鬼気自体の性質も未だに謎が多いので謎で謎を片付けただけとも言えるが、しかしロビンの"気迫"が悪魔的なイメージを与えたとすれば一応説明できることになるのではないだろうか。

それに加えツノや羽などの悪魔的な部位を作り出すといったハナハナの実の補助もあったので鬼気が成功したのかもしれない。

ちなみにツノや羽の生み出し方はハナハナの実の使い方次第でどうにでもなると思うのであまり深く考える必要はないと思う。(要するに本物を生やしたわけじゃない)

というわけで悪魔化の正体は巨大化 + 分身 + ハナハナの実の工夫 + 鬼気という結論になったものの鬼気の部分は純粋な気迫という事も普通にあると思うので、今後のこの形態が再登場した時にどのように周りが反応するかで正体は見えて来るだろう。

ちなみに悪魔化したロビンはなぜこうも強かったのか、そして悪魔化の発想はどこから来たのだろうか。

考察は(2)へつづく。