第1022話考察
キングの種族の秘密とは?
キングは昔々レッドラインの上に住んでいた発火する種族の生き残りであると今回マルコの口から語られた。
確定はしていないものの話の流れを見るとその情報は確かなものだろう。
昔々でレッドライン、その二つのワードで予想すると天竜人が支配する前の世界そこに住んでいたが「空白の100年」以降は天竜人によってレッドラインから追放された種族だと推測できる。
追放ではなく消された可能性もあるが800年後の現在でもキングがいるので生き残りはある程度いたと思える。
そしてキングの"翼"が悪魔の実の能力とは関係なく装飾でもない場合「月の人」が関係しているかもしれない。
レッドラインは地上よりも月に近いので月の人が最初に移り住んだ場所として有力視できる。
ただしキングの雰囲気で判断するとキングはとても科学技術に特化した月の人の末裔とは思えない。それに発火するという部分も月と関係しているのかよく分からない。
なので月の人と関係があっても純粋な末裔というわけではないかもしれない。
可能性の一つとして考えられるのはキングの種族は月の人と元々レッドラインにいた発火する種族のハーフというもの。
ややこしい感じであるがこれなら以前のビッグマムの発言を上手く説明できるかもしれない。
「1種は歴史の彼方に消えちまったかもしれねェが…お前は生きてる」というのはキングの種族のことを指しているようにも聞こえるし、別の種族を指しているようにも取れる。
ただキングがその種族ならそこにいる以上歴史の彼方に消えていないので別の種族を指しているとしても違和感はないだろう。
言い方が紛らわしいのでよく分からない感じになっているわけだが、しかしもしもキングの種族とその歴史の彼方に消えた種族に繋がりがあるのであればその紛らわしい言い方は(そういう意味で)納得できるというわけである。
つまりトットランドにいない3種の種族は巨人族、キングの種族、そして月の人という事で落ち着く。
最もキングの種族は月の人と繋がりがなく単純に大昔からレッドラインに住んでいた火を操れる種族だとしても"3種"は説明できるのでこの説は考えすぎだとしてもおかしくはない。
しかし翼があるのが気になるし、それにレッドラインといえば天竜人と関係するだけじゃなくおそらく古代文明とも関係しているので、少なくとも血の繋がりはなくてもキングの種族と月の人は大昔交流があった可能性は高いと思う。
ちなみになぜキングが堕ちているのかは謎である。元々キングの種族はこのような感じなのだろうか。
ただ"D"にもロックスや黒ひげがいるのでキングもはぐれ者ということは考えられる。
この部分は今後作中もしくはSBSで明らかになるのを待つしかないだろう。
というわけでキングの種族について考えてみたが、レッドラインと関係があるということでもう一つ気になることがある。
その部分の真相次第では従来の考察がひっくり返ってしまうだろう。
この話は(2)へつづく。