第1028話考察
ルフィとルッチの再戦はあるのか?


現在CP-0の総監を務めているルッチ。

当初は"仮面の男"が最も存在感を放っていたCP-0だったが、蓋を開けてみると意外にも過去の敵であるルッチの方が立場が上だったので戦闘力もそれに準じているかもしれない。

ということはCP-0と一味が衝突する時が来ればルフィはルッチと再度戦うことになるのだろうか。

以前までは短いやり取りでも拳を交える可能性は高いと思っていたが覇王色が真に開花した今のルフィを見ているとその僅かすらあまり期待できないと思えてきた。

カイドウと互角…とまではいかなくてもそれなりに対抗できるほどの力を得た今のルフィがルッチに一瞬でも手こずる姿は想像するのが難しい。

覇王色が目覚める前はルフィの攻撃をルッチが防ぎレベルアップしているのはルフィだけじゃない的な演出がどこかで描かれると想像していたが今となっては不必要な演出に思えるので、対面することはあっても一切拳は交えずに話が進むことはあり得そうである。

とはいえハンクハザードでの出来事を思い出すとこの予想は覆りそうな気もしている。

2年前は一味総出で相手をして仕留めたパシフィスタを2年後はワンパンで倒してみせたルフィ。

しかしそこまでパワーアップしたルフィにも関わらずパンクハザードで"科学者"のシーザーに思いのほか手を患ったので、つまりカイドウと渡り合えるほどになっても四皇レベルから離れた相手に対し今後思いのほか苦戦することはあるかもしれないわけである。

ルフィ達の次の相手はこのままの流れで進めば世界政府(CP-0)なので本当にルッチと対面することになればその答えは見えてくるだろう。

たとえ地力はルフィの方が勝っていてもルッチが簡単に倒せる相手じゃないように描かれれば、ルフィはまだ真の四皇レベルには達していないとなりこれから先も無双することはなく敵に苦戦する姿が描かれ続けることになるだろう。

本当にそうなればカイドウの最強生物としての立場がないように思えるが10人以上を相手にしてルフィ一人全回復の裏技を使っているのでその辺はどうにでも解釈できそうである。

とはいえカイドウを"最強"だとしたら今後のバトルが若干盛り上がらなくなる気もするのでここでカイドウが完全に再起不能になる場合話が進むにつれカイドウの最強生物感は徐々に薄れていく予感がしている。

何にせよつまり討ち入り後の全快したルフィの初戦は今後の戦闘の描かれ方を決める上で重要になりそうである。(途中でルッチとの再戦の話から逸れてしまった)