第1028話考察
「外骨格」が発現したサンジはこれからどうなる?


他の兄弟達のように身体強化の外骨格が発現したと思われるサンジ。

あんな怪物になるのは嫌だと茫然としていたがこれからサンジは「心」を失ってしまうのだろうか?

結論からいえばまず大丈夫だろう。既に発現しているにも関わらずその心配ができるのなら既にその問題はクリアしていると言える。

ただ戦闘に集中すると若干豹変するぐらいの変化は起きる気もする。

ロビンが最近悪魔化したのでサンジもその流れに乗ることになるのかもしれない。

最もレイジュは普通に心があるので若干の豹変もなく身体強化だけ発現して中身は今まで通りというのも充分あり得る。

個人的に今回一番気になったのはサンジのデタラメな頑丈さである。

本来なら骨が砕けて死んでいてもおかしくない攻撃を受けても復活した上に巨大な刀を首で受けて砕いたその素の頑丈さは一味でトップになったのではないだろうか?

ただの敵じゃなく四皇の大幹部からの攻撃というのも考慮すると防御力に関しては一気にレベルが何段階も上がっただろう。どっちかというとこれまでのサンジよりカイドウの方にすら近いイメージ。

そこに武装色とそしてレイドスーツを加えれば、もしかしてゾロより強くなった気さえしてくる。

ただ現在のところあくまで肉体の防御力が格段に上がったことしか描かれていないので攻撃力を考慮するとゾロを超えたと"まだ"結論は急がない方がいいだろう。やはり鋼鉄の肉体を手に入れても剣士の方が攻撃力は普通に高いはずだ。

なので武器を持たなかった事と足技しか使わなかったマイナス面がこれでようやく補われたという感じかもしれない。攻撃力までデタラメに上がっていなければ丁度いいバランスになると思う。

というわけでゾロの"戦闘員"としてのお株を奪う事には、多分ならないとは思うがクイーンの仕留め方次第では本当にゾロと互角まで並ぶ可能性はあるだろう。

ロビンがサンジは一味の両翼に相応しいと言った時はおだて過ぎだと正直思ったがまさかここで一気に急上昇するとは、これは誰も予想できなかったはずである。

ちなみにレイドスーツはこれからどうなるのだろうか?

その予想についてはおまけとして(2)へつづく。