第1029話考察
キッドとローはどうやってビッグマムを倒すのか?


いよいよホーキンスの能力から解放されたキッドだが、あくまで元に戻っただけなのでビッグマムを倒す糸口が見つかったわけじゃない。

このまま戦っても結局押されてしまうだろう。

ローと二人掛かりといえどビッグマムもホーミーズを連れているので数の優位が消されているのも痛い。

以前の予想では倒されたカイドウを見てパニックなり逃げ出す、もしくはCP-0の面子の中に「羊の家」の知り合いがいてマザー・カルメルの真相を聞かされショックで戦闘不能に陥る、など可能性を挙げたがどちらもキッドとローの力では歯が立たなかったことになるのでその点が説得力に欠けていた。

だからといって二人が自力で倒せる道は見当たらない…とは限らないかもしれない。

今回の戦いを見て一つ気づいたことがある。

ビッグマムの技名が面白すぎるというのもだが攻撃力はあまり高くなさそうだと思った。

少なくともカイドウより低いのは間違いないので金属で身体を防御できるキッドはビッグマムとの相性は悪くない気がする。

ただしキッドとローの攻撃こそダメージが通らないので状況は不利であることには間違いないが、しかしもしも持久戦に持ち込むことができれば空腹によってこれからビッグマムの体力は急激に落ちていく可能性はあると思う。

つまりWCI編の時のようにビッグマムがどんどんしぼんでいけば勝機は見えてくるかもしれない。

以前の予想はどちらもビッグマムの自滅で決着がつくというものであったが、これならビッグマムの自滅の部分もあるもののキッドとローの執念が勝利に結びついたことになるので悪くない決着のつき方だと思う。

ルフィの方も覇王色が覚醒したとはいえ実質しつこく皆で食らいついての勝利(予定)なので良い感じにバランスが取れているのではないだろうか。

"塔"のタロットカードの意味を聞くと二人の力でビッグマムを倒せる気がしてきたのでキッドとローの二人には食らいつき続けてもらいたい。