第1034話考察
モモの助の作戦は本当に名案なのか?


うなぎから龍になれたことで巨大な焔雲を生み出し鬼ヶ島の落下を防ぐことが期待されていたモモの助。

しかし肉体が大人になっただけでは不十分でカイドウと同等の力を持った焔雲を生み出すことは出来なかった。

だがモモの助は機転を利かしカイドウの焔雲を掴み押し返すことで花の都への被害を食い止めることを思いついた。

本来ならカイドウの力が勝り簡単に押し返されると思うがこれまでの戦闘の疲労でカイドウは力が弱ってきているので上手く行くかもしれない。

爆弾の方もヤマトが上手く処理できれば問題は片付くのでこれで大丈夫……とはいかないだろう。

花の都への被害はなく爆弾による全滅の可能性はなくなっても単純に落下の衝撃で城にいる者達に多数の被害が出るのは間違いない。

だとすればこれは本当に"あの予想"が現実味を帯びてくるかもしれない。

あの予想とはゴムゴムの実の覚醒である。

以前もその仮説は取り上げたがギャグっぽくなりそうなことが理由で期待値は低いと結論を出した。

その後モモの助が大人になったことで可能性は0%になったと思っていたが、大人になっても結局鬼ヶ島を浮かせることは無理だったのでゴムゴムの実の覚醒説は以前よりも現実味を帯びてきている。

それにローとキッドも何か普通に覚醒していたのでルフィが土壇場で目覚めることは充分考えられるだろう。

ただ本当にゴムゴムの実の覚醒で鬼ヶ島を受け止めれるとしても、それでもある程度の相当強い衝撃は起きそうなものだと思うがこの点はどうなるのだろうか。

落下中の無重力状態からその後押し返す時の反動で結局被害は多数だと想像してしまうのだが、ワンピースの物理法則なら芸者達のような一般人でも助かる…のかもしれない?

ただモモの助は花の都を救い、ヤマトとルフィは鬼ヶ島を救う、とそれぞれが活躍することにもなるのでワンピースの物理法則に強い期待を寄せればこの説は本当にあり得てもおかしくないだろう。

とはいえそれでもまだ色々と問題はある。

それにゴムゴムの実の覚醒を頼らずとも救える道は残っているかもしれない。

この話はおまけとして(2)へつづく。