第1037話考察
五老星が話していた悪魔の実は一体何なのか?
過去何百年も覚醒する事がなかったというその悪魔の実。
どうやら最近覚醒したらしいがその悪魔の実は一体何なのだろうか。
すぐに浮かんだ候補はゴムゴムの実。
フーズ・フーが昔護送していた(そしてシャンクスに奪われた)という話があったのでその件と関係していると考えることが出来る。
しかし最近ルフィが覚醒したのは覇王色の扱いであってゴムゴムの実の能力自体は今まで通りの使い方をしているので、ここで突然ルフィが"ゴムゴムの実の能力者"であるという事が五老星に注目される展開は正直かなり違和感がある。
なので可能性は0じゃないとは思うが他に有力候補があってもおかしくないだろう。
次に浮かんだ候補はズニーシャ。
ズニーシャ登場のタイミングでこの話をしていたので実はズニーシャは何か知られざる悪魔の実の能力者なのかもしれない。
海に浸かっているがそれは細長い足だけなので溺れず歩き続けることが出来ていると解釈することはできる。
ただ候補として浮かんだもののこれもあまりピンと来ない。
"覚醒"というのがそのままの意味であればつい最近悪魔の実の覚醒を披露したキッドかローのことを指していると考えることが出来る。
思い出してみるとローのオペオペの実には50億ベリーもの価値が掛けられており政府はそれを強く欲しがっていた。
そしてドフラミンゴによると才気ある者がオペオペの実を使えば不老手術なるものを行うことが出来る。
オペオペの実にまつわる話はその後作中で触れられず今現在に至っているが、ここでいよいよ長らく放置されていたその謎が明らかになるのかもしれない。
CP0の報告にはローの能力が覚醒したこともきっと含まれていたのだろう。
ちなみに他の根拠としてはオペオペの実という名前にも違和感を持つことができる。
ジキジキやゴムゴムは能力見た通りそのままであるがオペオペは能力者の使い方次第で医術に活かせるだけであって能力自体は手術とは関係ないので別の名を与えたという発言とも一致すると思う。
というわけでローの覚醒が最近披露されたタイミングを考えてもこの話はオペオペの実のことで間違いないと思うが、しかし最大の疑問はなぜ「世界政府」はその実に別の名を与え歴史からその本来の名を消そうとしたのかという部分だろう。
これについては次の考察へつづく…