第1040話考察
"火前坊"に残された役割はあるのか?
ビッグマムによって手の打ちようがなかった火前坊は弱体化した。
弱体化というよりはもはや風前の灯火と言った感じであるが、このカン十郎の怨念にはまだ何か役割が残っているのだろうか。
まだ消滅していないと仮定して今後の展開を予想してみる。
しぶとく残りの爆弾に食らいつこうとする可能性はあるかもしれない。
随分縮んでいるのでこれならヤマトの能力で倒せそうな気はする。
しかし普通の展開すぎるので、これなら爆発の衝撃で完全消滅した方が無駄がなかったと思わなくもない。
とはいえ重要キャラであるヤマトではなくビッグマムに偶然やられたというのも、カン十郎が浮かばれない(?)気がするのでどちらにしろ微妙なところではある。
ちなみに話は変わって小紫は未だにオロチに何かをやる気配はない。
一体いつになったら行動に移すのか気になるが、一番気になるのは本当に小紫こと日和がオロチを数るのかどうかという部分。
想像しづらい展開なのは間違いないが、そもそも日和に限らず例えば傳ジローがこの後駆けつけてもオロチを完全に数す展開は見えない。
しかしこの後オロチが逃げ延びたら小紫登場は一体何の為にあったのかよく分からなくなる気もする。
なので、オロチにトドメを刺す役割として火前坊が生き残ったのであれば全て上手くまとまるかもしれない。
オロチのことが大好きすぎるカン十郎なので力を失った火前坊は徘徊しオロチを見つける。
そしてオロチに抱き着こうとして、最後は二人とも消滅(焼滅)するというわけである。
というわけで一石二鳥な展開を予想してみたが、消える過程を分かりやすくする為に縮んだ火前坊が描かれただけでこの後もう登場しない可能性も0じゃないと思う。
だとすればオロチの処遇は一体どうなるのだろうか。
日和も傳ジローもトドメを刺さず上手く決着する展開は、一応あるかもしれない。
この予想はおまけとして(2)へつづく。