942話考察
オロチ討伐後に将軍の座に着くのは一体誰なのか?


最有力候補だと思っていた康イエがもしもこのまま死ぬのならこの事はまた考え直さなければならないことになる。

というわけで考えられる候補をちょっと挙げてみる。

■モモの助

まだ8歳だがおでんの一人息子なので将来将軍の座に着く可能性は実際にある。

しかしあり得るとしてもやはり今すぐとは考えにくいし、それに康イエの回想でこのような会話があった。

世襲制じゃないのなら光月家以外の誰か相応しい人物が将軍になっても問題ないわけである。

ただ範囲を広げても目ぼしい人物がいないのが結局問題であるわけだが…

■日和

世襲制じゃないとしても光月家の生き残りでモモの助より頼りになる日和も候補に入れてみた。

鎌ぞうに強気で話していた姿を見る限りやる時はやるタイプだろう。

しかし普段の清々しさはとても将軍向きとは思えないし、実際のところ日和が将軍になる可能性はほとんどないと思う。

でも現代の世相を考慮してむしろそのようなラストに持っていくこともあるかもしれない…?

■錦えもん

現在反乱を起こそうとしているリーダー格の錦えもんがその流れのまま将軍になる可能性はある。

ただ個人的には錦えもんは将軍よりも補佐官向きだと思っていたので、これはないものと(勝手に)思っていた。

しかし康イエがこのまま死ぬのなら……うーむ。

他に誰も適役がいないと思うので現時点では錦えもんが最有力候補なのかもしれない。

他にも候補を挙げようと思えば何人も挙げれるだろうし未登場の人物がそのポテンシャルを持っている可能性もあるので現時点では判断は難しい。

ただ錦えもんは「拙者がどういう男であったか」などとアシュラ童子に言っており読者が知らない過去の知られざる一面を仄めかしているし、オロチも錦えもんのことを頭の切れる男と話していたので描かれていないだけで将軍の素質はあるのかもしれない。

その事はもしかしたらおでんの回想で本格的に描かれるかもしれないので20年前の錦えもんにもその時は注目である。(20年前と言っても年齢は今と大して変わらないのでそれは押さえておきたい)