第954話
日和は今どこで何をしている?


ついに本格的な作戦会議が始まった。

ルフィやハートの海賊団の姿は見えないがこの計画はそもそも錦えもん達が中心にいるので後で聞く形になっても問題はないだろう。

しかし一人重要な人物が欠けている。

日和の姿がなぜか見えない。

共に行動していたゾロと河松はこの場にいるので見当たらない理由は何か必ずあるはずだ。

というわけで今から考えられる可能性をいくつかちょっと挙げてみる。

1.画面に映ってないだけ

実は日和もこの場にいるのだがなんかワケあって今回画面に映されなかった。

この場合モモの助達との再会はすでに済まされており次回ひょっこり映り「まさかあの日和がこんなに大きくなっていたとは驚いたでござる」とかモモの助が言うシーンがあるかもしれない。

2.「閻魔」を取りに行っている

ゾロに譲り渡すといっていた閻魔だが肝心のそのシーンは描かれず数日経過した。

描かれなかった理由はまだ渡されていないからかもしれない。

そういう事であれば次回作戦会議の場に閻魔を手に持った日和が現れそこでモモの助達と久しぶりの再会も描かれることになるだろう。

これは実際ありえると思うが、しかしなぜゾロも河松も付き添わず女子一人で刀を取りに行ったのかはよく分からない。

3.「閻魔」を取りに行ったのだが…

敵に見つかり現在実は人質状態になっている可能性。

博羅町でもあったような展開だしゾロと河松の責任が問われるのでこういうのは個人的には望んでいない。

4.「兎丼」の囚人採掘場にいる

作戦会議は「九里」の編笠村で行われているが日和は兎丼にいるのかもしれない。

河松などが日和の身の安全を第一に考えた結果そこにいた方がいいと数日の間に連れて行ったということになる。

兎丼は現在ルフィもいるし味方も多い。お玉のきびだんごで従順になったSMILE軍団もいるので敵の目も欺きやすい。現在反乱軍にとって最も安全な場所といえる。(ただし一度怪しまれたら袋の鼠になる危険性もある)

モモの助達と行動していたお玉の姿も見えないので二人ともそこにいる可能性は実際あるだろう。

ちなみにこれが最も自然な流れで決戦前にモモの助と日和が再会しない展開じゃないだろうか。

ただ別に今会っても問題ないと思うので意図的に避ける理由は何もないはずだ。

そもそも単純にモモの助と会うだけならオロチ側に素性(存在)が知られることにはならない。なので二人が会うことの危険性はモモの助が思うほど高くはない。

そしてついさっき知り合ったばかりのゾロにあっさり素性を明かし、駆けていったおトコを止めにギャグ調で都まで行った日和が今更自らその危険を考えるのもちょっと違和感がある。

モモの助の心配をよそに日和は色々と大胆な行動をすでに何度も取っている。

決戦前に二人が会ったら作戦は失敗するとかいうトキの予言でもあれば話は別だが、それはそれで変だ。(でも実際にありえそうとも思う…)

兄の邪魔をしない為とかも一応考えられるが、うーむ。

なので兎丼にいる場合は意図的に会わなかったわけじゃなく流れでたまたま会ってないだけということになるだろう。というかそう望んでいる。

5.誰かに会いに行った

河松の元を離れてからの日和の13年間は未だ謎に満ちている。

読者だけじゃなく錦えもん達が知らない日和の味方が他にいても不思議じゃない。

おトコはその一人だったしその父親の康イエもそうだったかもしれない。

そこで思い出したのだが、

日和は丑三つ小僧の正体を知っているように見えた。

以前確か丑三つ小僧は日和のボディーガード説を唱えた気がするのだが要するに丑三つ小僧に何か用があって現在この場にいないというわけである。

これは大穴だと考えていたが丑三つ小僧の存在を思い出したらかなり有力に思えてきた。

結局正体は康イエではなかったようなので伏線回収としてもそろそろ良いタイミングだと思うし本当にあるかもしれない。

ただし河松にどう説明して一人離れたのか想像するのはちょっと難しい。

それに閻魔がどうなったのかもよく分からない。(この数日の間に三人で取りに行って描写されずもう手渡された?)

というわけで色々考えてみたが何も理由がないわけはないのでこの先しっかりとした説明があるのを期待している。

ちなみに(少なくとも)今回描かれなかった理由は以前のモモの助の発言だけじゃなく他にも要因があることに気付いた。

モモの助よりむしろこの段階で他のメンバーと顔合わせすると、確かにちょっと問題が起きるかもしれない。

おまけとして(2)へつづく。