92巻と93巻の表紙をよく見ると……
(954話までの展開含む)


結構前に取り上げ過ぎたので最近はあえて無視していた日和=小紫問題。

というかそろそろハッキリするだろうと思っていたので待っていただけであるがそれ以来なんと数ヶ月が経過してしまった。最近では小紫の小の字も作中で出てこなくなった。随分引っ張る。

だが尾田ッ知からこの件に関しさり気ないヒントが送られている可能性がある。

まずは92巻の表紙の小紫を見てみよう。

白黒ページだと黒として描かれていた髪の色だがカラーにするとこんな色をしてので驚きである。

隣にいるおトコと比べると青みがかっている。

では次に93巻の日和を見てみよう。

…あれ?全然違う……?

全然というほどではないが、いやでもやっぱり全然違う

両者の隣にいるおトコの髪の色には変化がないので光の当たり具合などで説明はできないだろう。

ただしこれが別人説の証拠かと言えば、そうとは言いきれない。

若い時の錦えもんは髪を染めていたっぽいと943話で判明したので別の色だとしても同一人物の可能性はあるわけである。

なので小紫だと気づかれない為に髪の色を変えたと解釈することは可能である。

ただし単に髪の色を変えるのが別人になりすます変装というにはザルすぎるように思える。

読者の間ではソックリだと言われているように雰囲気を完全に変える気はない。

だが作中の人物からしたら、

日和はそこら辺の一般女性に思われている。(945話)

そして本誌938話の最後にあったワノ国動乱地図というおまけ

実は93巻の中身で一番気になっていたのはそれがどう扱われているかであったが修正どころかそもそも収録すらされていなかった。やはりあれは本当におまけだった。

最終的に修正が行われる単行本の中身が正式なものなので、あれが載っていないということは公式情報とは言い難くなった。

あの情報が公式で確定扱いされる根拠になっていたのでそれが載っていないということは現時点では少なくとも日和=小紫は未確定なのは確かである。実際単行本派からすれば一体何の話をしているのか分からないだろう。

ちなみに950話で日和が涙を浮かべていた理由をその時はかなり適当に説明したがここでハッキリさせるとあの解釈は小紫の死への恨みである。(具体的にどういう事かは今までの考察を探して確かめてください)

もちろん普通に両親の敵討ちという事も当然考えられる。これだけが理由だとしても全く問題ない。

しかし小紫だったのなら毒殺するチャンスは過去に何度もあっただろうし、オロチを引っ叩いたあの態度とは大きく違うので同一人物ならよほどのトリックがない限り色々と違和感がある。

ただこの事も鎌ぞう的な意味で傳ジロー=狂死郎説のようにありえる可能性だとは今でも思っている。その時はド派手なトリックを期待している。

しかしだとこれも違うと思うわけである。

というわけでこの問題を久しぶりに取り上げてみたが本当にそろそろ明らかになってもらいたい。

ただそもそも今回日和はどこに行ったのだ…

928話でモモの助がカッコよく「会うのは戦に勝った時のみでござる!!!」と言ったからって忠実に守る必要はないと思うのだ……

当時はそういう予定で話を進めて行くつもりだったのかもしれないがあれから26話経ちこういう話の流れになった以上本当にアッサリ会ってもいいのではないだろうか。誰も文句は言わないと思う。

この為だけに展開が変に曲げられないのを祈るのみである。