第957話考察
ゴッドバレーの謎
当時世界最強の海賊団であったロックス海賊団。
だが38年前ゴッドバレーという島で壊滅した。
センゴクによるとその真相は、
天竜人とその奴隷達をロックス海賊団から守る為そこに居合わせたガープとロジャーが手を組んで打ち破ったというもの。
センゴクの言い方から察すると元々二人は組む予定ではなくたまたま居合わせて利害の一致により協力することになったという感じである。
その部分の真相は今後の過去編を待つことにして、ここで謎になるのは現在その島は跡形もなく消えていること。
世界政府によって意図的に地図に載せていないわけじゃなく実際に消滅しているようだ。
あまりの大激戦でその後島がなくなったという理由なら話は早いがさらに謎なのは、
その島は世界政府が隠したかった島だったという部分。
元々天竜人がそこにいたと思われるのになぜ世界政府はその存在を隠したかったのだろうか?
可能性は二つ浮かんでいる。
一つは上流階級向けの島だったというもの。
最近報じられたあのニュ-スに影響を受けたのならこれが理由というのは実際にありそうだ。
つまりそこでやってる事を一般人に知られたらマズいので存在を隠したかったというわけである。
しかし跡形もなく消えた部分とは直接話が繋がらないのでもっと何かあるかもしれない。
そのもう一つの可能性は古代兵器が関係しているというもの。
たとえばその島は空白の100年の出来事と直接関係している島で古代兵器プルトンが残されていた。
大昔に壊れて使い物にならないと思われていたので放置されていたがゴッドバレー事件後に何らかの理由で起動しプルトンもろとも島が消滅してしまったとしたらどうか。
これが真相であれば世界政府が隠したかった島であるのも納得だしそれに何よりロックス海賊団が向かった理由が説明できる。
なぜゴッドバレーだったのかという肝心の部分はセンゴクは説明しなかったが世界の王を目指したロックスがそこに向かった理由が単なる偶然(普段の行為の一環)じゃないのなら古代兵器説は本当にありえるのではないだろうか。
ちなみにこの説なら"一つの儲け話"というのもプルトンを指していたと説明できる。(ただし他の海賊達にロックスが真の狙いを説明したかどうかは分からない)
ただ現時点では仮定が多いのでプルトン説は外れていてもおかしくはない。
それにクロコダイルの読みだとプルトンはアラバスタに眠っているので同じ古代兵器がいくつも存在しないとこの説は成り立たない。
ただそういえばプルトンの設計図は存在していたので量産できる可能性はある。
なのでこの説は外れていてもおかしくはないが、合っていてもおかしくはないのではないだろうか───