というかクローン技術で生み出した人間を簡単に人間兵器にしていいのだろう……か?
ジェルマはああいう軍隊だったので盾とするクローン兵を大量に造っても悪役として違和感なしであったがこの点を考慮すると藤虎が意気揚々と話しているのは違和感があると途中で気づいたわけである。
海賊に頼る七武海制度を推すサカズキの方が当初はおかしく思えたがこの問題を踏まえると確かに緑牛が言っていたようにむしろ藤虎が酔狂かもしれない。
だとすればパシフィスタの研究を基にした全く別の何かという可能性も出てくる。
たとえば……レイドスーツがかわいく見えるほどのパワードスーツとかだろうか。(アイアンマンのような)
もしくは人体をベースにしていない完全なロボット兵器とかだろうか。(ターミネーターのような)
というかそもそもパシフィスタ自体が本当にクローン技術で生み出された存在なのかも分からなくなってきた。
血が流れたのは有機体が含まれていただけ(もしくはオイル?)という理由も考えられなくはない。
くまと似ている理由は単に外見を似せただけかもしれない。
だとすれば人体ベースのパシフィスタの研究は本物のくまだけだったということになる。
この考察をする前は七武海の代わりはパシフィスタ(クローンのサイボーグ)で決まりだと単純に思っていたが実際は色々と複雑かもしれない。
ただ当初の予想通りクローン兵器だとしても作中ではこの問題自体が完全スルーされる可能性もあるだろう。どうなるのか本当に分からない。
個人的にはまた注目点が増えた。