第957話考察
ワンピースの世界観で現れる和風な雰囲気とワノ国との関係は偶然じゃない…?


今回ラストでセンゴクが意味深げなことを言っていた。

大物達がワノ国に関わる理由が偶然じゃないのならその真相は一体何なのだろうか。

そこで以前の考察を振り返ってみる。

参照:ワノ国っぽい雰囲気を持ったキャラがワンピースに多い理由は作中の謎と深く関係がある…!?

その中の仮説を簡潔に言うとワノ国は元々巨大な王国の一部だったので他のグランドラインの島にその影響が残っている。(仮説だとグランドラインの島々は元は全て巨大な王国として陸続きだった)

そしてワノ国の住人は月人の直系の子孫にあたる。

その時はやりすぎじゃないかということで可能性を挙げてみたものの否定的であったが、このセンゴクの一コマを見ると本当にそういう展開が来てもおかしくないと思う。

5%ぐらいでありえると言ったが今回で一気に50%まで跳ね上がった感じである。

この事に関し以前はロトの紋章を引き合いに出したが、ただワンピースの場合海軍すら和の雰囲気があるので元からあった要素を考慮するとロト紋以上に思い切った設定を用意しても違和感は……たぶんそれほどない……かもしれない。

これは最終的に個人個人の感性に委ねられると思うので本当にそのような展開が来た時の読者の反応はそれぞれで違いどうなるか未知数だと思う。

ちなみにセンゴクの勘は外れておりただの偶然の可能性も一応ある。

たとえば世界政府が裏で取引を望んでいるのはワノ国だからではなく海楼石が目的なので海楼石がなければそもそもこのように関わっていないだろう。

おでんがロジャーや白ひげに興味を持たれたのもおでん個人の魅力が理由だと思える。ワノ国の住人なら誰でもよかったわけではないはずである。

ビッグマムがワノ国でカイドウと手を組んだのは元ロックス海賊団の船員同士でカイドウが現在ワノ国にいるのが理由なので単純に偶然である。ビッグマムからすればそこに意図は何もない。

ただカイドウがワノ国を支配しようと思った理由はまだ明らかになっていないのでカイドウの立場からすれば何かあるかもしれない。

それにおでんは古代文字を扱えたのでこれはただの偶然ではなく作中の重要な謎と直接関係しているのは確定している。

海楼石がワノ国でしか取れないもの偶然ではなく過去で何か"仕掛け"がされたからかもしれない。

さらにワンピースの世界で時々ふと現れる和の雰囲気…

そして今回のセンゴクの発言……

以前はまさかと思ったので逆に仮説を挙げてみたのだが、これは本当にどうなるか分からなくなった。

ただ予想よりもゆるい形で関わっている可能性もあるので直で世界観の中核と繋がっていると判断することはまだ出来ないのは押さえておきたい。

それでも終盤に差し掛かっているが2年後編以上の大きな分岐点がワンピースに近づいている予感がする。