第961話考察
おでん二刀流とゾロの三刀流が似ている理由とは?


おでん二刀流の使い手であるおでん。

自分の名前を付けるほどなのでよほど腕に自信があるのだろうがそれよりもゾロの三刀流に雰囲気が似ていることが気になった。

実はゾロの父親……なんて意見も目にしたが時間的には何とかセーフでも色々と違和感があるので流石にそれは厳しいと思う。

だとしたらなぜ型が似ているのか、そこで思ったのが霜月コウ三郎の存在。

コウシロウの父親と思われる人物で50年以上前にワノ国から違法出国している。

この回想の舞台は41年前なのでコウ三郎はすでにワノ国にはいないがおでんの年齢は18歳なのでおでんが小さい時にコウ三郎と関わっていた可能性はある。

つまりおでん二刀流は小さい時におでんがコウ三郎から教わった流派を元にその後独自にアレンジしたものだとすれば、コウシロウを師匠とするゾロの三刀流と似たような雰囲気であるのも頷けるというわけである。

つまりまとめるとこうなる。

コウ三郎を師匠とするおでんはその後独自におでん二刀流を完成させた

コウ三郎を父とするコウシロウが師匠であるゾロはその後独自に三刀流を完成させた

この説が正しいのならどちらもコウ三郎が原点にいるので二人の流派は似ているというわけである。

そして傳ジローが本当にコウ三郎の甥か何かだとすればおでんと傳ジローの関係も思わぬ形で繋がりがあることになる。

それがストーリーにどう影響するかは分からないが正しい場合傳ジローがさらなる重要人物になる可能性を秘めているのは間違いないだろう。

というわけで二人の型が似ていることから話を広げてみたがおでんとコウ三郎の繋がりを思わせることは他にもある。

おでんは航海の才能がないので失敗しているだけであるがコウ三郎のように違法出国を何度も試みている。

これも実際に海へ出ることに成功したコウ三郎の背中を追い何度もチャレンジしてみた結果だとすればコウ三郎=おでんの師匠説は信憑性がまた少し高まるのではないだろうか。

ただしこの話にはちょっと引っかかる点もある。

おまけとして(2)へつづく。