第962話考察
イゾウと菊の丞(お菊)は兄弟だった!
そこから分かる今後の展開とは?


過去の赤鞘九人男の中にイゾウとそっくりな人物がいた件。

今回イゾウとお菊が兄弟だと明らかになったことによりその人物はイゾウで確定した。

だが今回の流れを見ると以前の予想と違いイゾウと交代でお菊は赤鞘に入ったわけじゃなくそのまま兄のイゾウと共に最初から赤鞘に入っている感じである。

にもかかわらず以前の回想ではあの場にお菊の姿はなかった。

それを描いた当時は別の予定だった…という身も蓋もない推測を立てたらそこで話が終わるのでもうちょっと他の可能性を考えてみる。

最も面倒じゃないのは実はその場にいたのだが後ろの方にいたので映らなかっただけというもの。

元々は10人だったが世間がそのメンバーを"赤鞘"と認識する頃にはイゾウがいなくなっていたので赤鞘九人男で定着したのかもしれない。

例えるならがいた頃より抜けた後に知名度が上がったSM〇Pのような感じである。6人より5人のイメージが強い。

なので当時から元は10人いた設定はあったのだが九人男なのに十人だった?と事情を知らない読者が混乱するのを避けるためお菊の姿を映さなかったのかもしれない。

他の可能性としてはお菊は一時期赤鞘から離れて別行動をしていたというもの。

以前の描写をさっきのように捻って捉える必要がなくストレートに捉えることができるのがポイント。

しかしその為にはお菊個別のエピソードが必要になり(作者の立場で考えると)結構面倒な気がするのでこの可能性は低いと思う。

他には傳ジローのシルエットと見せかけて実はあれがお菊だった、というのも考えられるが捻って捉える上に面倒な話も必要になるのでこれは大穴。そもそもシルエットとはいえお菊があんな笑い方をするとは思えない。

ただし本当に一時期傳ジローがいなかった期間があったのなら現在姿を見せない理由と関係が出てくる可能性があるので0%ではないと思う。

というわけで結構どうでもいいことを考えてみたがそれでもイゾウが本当にいたわけなので脱退にまつわるエピソードが何か待っているのは間違いない。

もしも今後イゾウが赤鞘の前に姿を現すことになったら各自どのような反応を取るのか興味深い。

歓迎する派とそうじゃない派に分かれそうな予感がするがそれも脱退の動機が鍵を握っているだろう。

それはカットせずにぜひ回想内で少しは描いてもらいたい。