第964話考察
トキはなぜワノ国へ行きたがっているのか?


幼い頃からワノ国へ行く事が念願だったという天月トキ。

この部分だけでも様々な考察ができるので細かく見て行こう。

まず幼い頃からと言っているのでその願いは約800年前からのものである可能性がある。

以前のおでんの台詞を考慮すると当時は鎖国をしていなかったので今よりも気軽に行けたのかもしれない。

しかし気になるのはトキ自身がワノ国出身っぽいところ。

おでんも少し触れていたのでこの事はサカズキセンゴクなどとは違い実際に意味がありそうである。実際名前も普通にワノ国にいそうである。

なので800年前のワノ国出身ということすら考えられる。

この場合本人の記憶がほとんどない頃にワノ国を離れており故郷へ戻って(行って)みたいという想いからその熱意は来ていることになる。

それならこの話は分かりやすいが出身がワノ国じゃない場合はかなり話は複雑になるだろう。

まずワノ国っぽい雰囲気に関しては当時はそれぞれの国(島)への行き来が現在よりも簡単だったのでワの文化も各地にあったのかもしれないと仮定できる。

行き来が簡単ということはグランドラインの気候はやはり現在と違ったのかもしれない。

というか以前から言ってるようにワノ国と他の島々は陸続き(巨大な王国の一部)だった可能性すらあるだろう。

※しかしその説は最近疑問を持つようになったので旧説になりつつある

どちらにしろ現在よりも色んな意味でワノ国へ行き易かったと思われる。

なのでワノ国以外でもワの雰囲気があったりするのはこの名残かもしれない。

(以前映った彼らもそういう事かもしれない)

ただ一つ気になるのは一体いつからトキは時を駆け出したのかという点。

空白の100年時代をあまり覚えていない小さい頃にたとえば元祖天竜人の影響から逃れる為に(両親の命令で)能力を使い結構先まで飛んだと仮定すれば純粋にその頃の世界を覚えていない可能性もある。

この場合空白の100年に関する仮説の検証はトキの回想ではできないことになる。

ただ逆に使命を与えられて未来へ行った場合も考えられるのでこの辺はどうなるか分からない。

両親(仮)が未来へ着いたらワノ国へ向かいなさい(そして光月家に会え?)と言ったのでトキはワノ国へ行く事を望んでいる感じである。

ただし光月家に会えと具体的に言ったのなら既におでんとトキの会話でそのような話が出ていてもおかしくはないのでこれは微妙かもしれない。自己紹介は流石にもう済んでいるはずだ。

でも理由あって苗字が今とは違うなども考えられるのでまあ様子を見ることにしよう。

というわけでトキがワノ国へ向かう理由も重要になりそうだが果たしてこの回想でどこまで答えが描写されるのか見物である。

重要な会話はカットされて以前のように作中の人物だけ納得するシーンが描かれる可能性は普通にあるのであまり期待せずに期待する心構えでいた方がいいかもしれない。