第966話考察
"水先星島"(ロードスター島)についてのまとめ
ログポースが示すグランドライン最後の島"水先星島"(ロードスター島)。
ラフテルが最後の島じゃないのかと勘違いをしている人もいるだろうがそれについては以前イヌアラシが説明をしている。
その時名前までは判明しなかったが今回いよいよ出てきた。
ちなみに余談だがイヌアラシが説明するもっと前に今では最後から二番目の島が昔は最後の島だと思われているかもしれないと予想していたのでこれは見事に的中していたがしかし肝心のトキトキの実を食べた時を駆ける島説はトキトキの実はトキが取ってたことにより外れてしまっている。
それはともかくロジャー達はこの回想の舞台から13年も前にロードスター島へ到着していたというのだから驚きである。ぼんやり考えていた予想より随分前であった。
しかしおでんが加わる前に到達していたのは納得である。
というのも空島で古代文字のメッセージを書いたのはレイリーが以前仄めかしていたようにロジャーが万物の声を聞けたのが理由……ではなくおでんの存在が直接的な理由なのでおでんが加わり空島へ向かう前にロードスター島に辿り着いていなければポーネグリフの文を最果ての地へ届けるという意図が生まれなかったからである。
つまりロードスター島の役割はポーネグリフ(古代文字)の重要性を伝えるものとしてあるわけである。
ただでさえその島に辿り着くのは困難なのにそこからラフテルへ向かうのはさらに困難、まるで厳重に二重ロックがされているようだ。
しかもそれを解いたロジャー達は急ぎ過ぎたということなので時期も重要というおまけ付き。(もしくは時期ではなくさらに何かを揃える必要があった)
ちなみに水先星島(ロードスター島)という名前にはどういう意味が込められているのか。
水先人などの言い方があるのでそこから"水先星"を解釈すると……ある場所へ導く星というような感じだろうか。
ラフテルへ行く為に必要なロードポーネグリフにもロードがついているのでおそらくこの解釈で合っている。
ただここでのポイントは島なのに星(スター)が含まれているところ。
月人由来の名前だから星が付いている可能性はあるだろう。
ただ他にも月人に限らず宇宙を旅できた存在が付けた可能性もある。
ちなみにエネルだけじゃなく風船ですら月には行けたので宇宙へ行くのにそれほど高度な文明はワンピース世界では必要ないのは押さえておきたい。
なので名付けたのが青海人でも特に問題はない。
(ただ月の距離がこちらの世界と違い極端に近く大気圏内にあるなどの可能性も普通にあるので月が本当に"宇宙"にあるかどうかはよく分からない)
そして何であれ"星"が関わっているのならラフテルの場所は宇宙か星の内部ではないだろうか。
昔は空島説を推していたが近年はエニエスロビーの大穴の謎と結びつけ地中説を有力視しているので星というのは宇宙的なものよりむしろ星の"ハート"(核)を意味していると考えるわけである。
というわけで本当に物語の核心に迫ってきているワンピース。
次回辺りさらに大きなことが明らかになるだろう!