第969話考察
なぜおでんはオロチに従うことにしたのか?


話し合う気もなく本当にヤる気満々でオロチに斬りかかったおでんだったのでそこから無理矢理オロチを仕留める道を選ばず裸踊りを選んだ展開は絵的にも衝撃的であった。

おそらく強力なバリバリの実の能力で防がれ頭に上っていた血が引き冷静になったというのが理由としてあるだろう。

描写はなかったがその後おそらくカイドウの恐ろしさを説かれ一旦引くことを選んだのかもしれない。

この時騒ぎを聞きつけたのか龍の姿のカイドウが都の空に現れているのでこの後カイドウとおでんが直接会話を交わしたということも考えられる。

なのでおそらくオロチだけを倒しても状況は何も変わらない、もしくは悪化するだけと気づき取りあえず今はオロチに従う方がいいと判断したのだろう。

実際その後おでんはオロチではなくカイドウへの反乱を起こすことにしたのでこれは間違いない。

ちなみにオロチの名を口にしなかった理由は単にカイドウさえ倒せばその後オロチはどうにでも出来るということだろう。バリバリの爺がいても本気で暗殺しようと思えばチャンスはいくらでもあるだろうから。

そういえばおでんとオロチが交わした約束の内容であるが最初から守られるものじゃなかったので考えてもあまり意味のない事ではあるが、おそらくそれは5年間裸踊りを続ければカイドウと共に国外へ永久追放とかそういうものだったと思う。

とにかくカイドウがワノ国から手を引けば後はどうにでもなるとおでんは考えたはずなので良い線行っているはずだ。

という感じでここからが本当の回想のクライマックスであるがおでんと赤鞘の活躍だけじゃなくこれだけ優位に立っているオロチを20年間悩ませ続けるトキの死に際での発言にも期待である。