第970話考察
おでん側にスパイがいる…?


事前におでんの謀反を察知していたカイドウ。

その理由をカイドウは「お前の城にスパイでもいるのかもな」(ウォロロロ…)と説明した。

回想から20年後の現在、内通者の存在がよく噂されその後本編でも存在が"ほぼ確定"しているがこの事は時を挟み関係しているのだろうか。

ちなみにしのぶがよく疑われていたと思うが回想での描写を見る限り可能性は低そうである。

個人的にはしのぶが犯人だと逆に露骨すぎると元々考えていたのでこの回想での描写はむしろ納得であったが、逆に以前よりも怪しくなった人物がいる。

しのぶの次にカン十郎が疑われていたが今までだと裏切った理由がよく分からないということでこっちもあまり有力視していなかった。

だがおでんの冒険の詳細が明らかになった時に、その理由になりそうな出来事が描かれた。

オロチが実質将軍の座に着いたことによりワノ国がおかしくなりだした頃おでんは一度ワノ国に戻ったがロジャー達との冒険を優先して再度海へ出て行ってしまった。

一同はギャグっぽくろくでなしと叫んでいたが実はカン十郎はマジだったという可能性がある。

つまりその出来事がキッカケでおでんに愛想をつかしていたと解釈すれば不明であった動機は説明できるわけである。あと裸踊りが止めを刺したかもしれない。

ただしこれは20年前と現在の陰謀が同じだと仮定した場合の話。

当時はマネマネの実の能力者の黒炭ひぐらしがいたので裏切り者がいなくても情報が漏れることは充分考えられる。

それに福ロクジュの忍者軍団がオロチ側に寝返ったことは戦いが始まった後にしのぶから聞かされおでんは知ったようなので奴らがカイドウに情報を与えたという事もありえる。

ということは以前大穴として予想した"ミミミミの実の能力者"か何かがオロチ側の情報源の正体説は一応まだ生きていることにもなるわけである。

というわけでこの真相がどうなるのかは結局まだまだ分からないわけであるが実はカン十郎の線が濃くなっただけじゃなくさらに一人新たなダークホースも赤鞘の中で誕生している事にお気づきだろうか。

おまけとして(2)へつづく。