考えられるのは"小紫"としての立場を利用してじっくり毒を盛っていたというもの。

花魁になる以外で近づくことは難しいだろうからおそらくそこにはそのような理由があるだろう。というかそういう直接的な事をやってないのなら花魁を選んだ理由がない。

なので「20年後に向けた計画」を自らも進める為にモモの助と日和をそれぞれ信頼置ける家臣達に任せたというわけである。

ちなみにすぐに毒殺したら"反乱"の手順がないので時間差がそこにはあるかもしれない。

この読みが正しいなら終盤で思いがけない展開が待っている気がする。

そしてカイドウにも近づくことができていればそれが打倒カイドウの鍵になる…?

ヒョウ爺直伝の流桜を身につけたとはいえ真正面からだとルフィだけじゃなく他のメンバーも一緒に戦っても相変わらずカイドウを倒せる未来は自分は見えない。

なのでおでんに倒されかけたカイドウが全く思いがけない形で助かったように、逆に倒される時は全く思いがけない要因が理由になるというのはあると思う。

ちなみに最初の考察では自信満々にこの可能性は来ると言ったが来ないことも普通にありえる

これから確実に死ぬと思っていたトキ生存の可能性が浮上したのでそのような雰囲気になったが冷静に見ると"現時点"ではまだ五分五分。

なのでトキはやはり城で死んでおりそして日和は小紫だったとしても、別人説を推し続けた身でもそれは全く驚かない。

928話"花魁小紫登場"の展開と最後のモモの助の演出を見るとそれが定跡(定石)と言えそうなので流れとしては妥当ではある。

ただ今まで指摘しなかった問題がそこにはある。

それは読者と作中の人物との反応の温度差が凄いことになるというもの。

作中の人物は小紫が日和だとは夢にも思ってないのでそれが明らかになった時大いに驚くだろうが大半の読者はいや知ってたよ!!と反応すると思われるので、このようなギャップはワンピース史上最大のものになるはずだ。

逆に言うと違う場合これもワンピース史上最大の"困惑"が待っていると思われるのでそれを期待する意味でも別人説を推し続けているのである。

どっちに片寄るかは次回に掛かっている……