第972話考察
トキは生きている…いや、生きていた!!?
 〇〇と名を換えて!!!


おでんの釜茹での刑が決まった時こんな想像をしていた。

あまりにもむごい処刑でおでんは死んでしまったのでそれを目撃したトキはその後おでんの後を追う決意を固めるのではないかと。

元々以前の回想で錦えもん達に旅の終着点に辿り着いたと燃え盛る城の中で説明していたのでそれでほぼ間違いないと確信していた。

錦えもん達を逃がせたのだから自分も何の問題もなく未来へ飛ぶことはできたはずなのでそれ以外に解釈の余地がなかった。

後追い大いに結構(?)、だが今回おでんと最後のやり取りをした後のトキのこの顔を見てほしい。

これが死を決意した女の顔……なのか?

そもそも釜茹での刑はおでんの強靭さによって予想に反しそれほどムゴくはならなかったし、トキ達は処刑を直接目撃すらしなかった。

自分達はおでんの弱点じゃないと言ってここから気持ちが反転するとは思えないのでこの時トキは錦えもん達すら欺いて行う"極秘の計画"を何か考えていたのかもしれない。説明したら絶対に止められるから

つまり燃え盛る城の中での発言はフェイクで実際にはトキはそこで死なずまさに"亡霊"として今も生きている……?

ただ生きているなら一体今どこで何をしているのか?

変装していると仮定しても今まで出てきた中で思い当たる人物はいな…………いや、一人いるいた




小紫がいる

トキが小紫に似ているとは初登場時から思っていたこれから後を追うんだから無いな…ということで可能性すら挙げなかった。

ちなみに前回の冒頭1ページ感想で仄めかしていた突拍子もない仮説とはこの事である。

ただ何度も言ったようにこれから後を追うのは確定している(はず)と思ったので処刑が終わるまで取りあえず様子を見ることにした。

そして様子を見た結果、これは来る

去年巷の予想に反して小紫は日和じゃないとずっと主張してきた。

しかし一向にその真相は明らかにならず話は小紫を置いてどんどん進んで行った。

なのでもしも別人なら小紫はポッと出の一発屋で終わったことになるのでそれはおかしいと最近この説への自信を失いかけていた。

だがもしもトキが小紫なら、最大の問題点だった一発屋問題は解決する。

トキの回想は小紫の回想でもあったことになるのでまた別のストーリー(回想)を用意する必要がないのは非常に大きい。

それだけじゃなく他にもまだ大きな根拠がいくつもある。

(2)へつづく。