第976話考察
ジンベエはどのようにしてトットランドから逃げ出すことが出来たのか?
WCI編のラストでルフィ達を逃す為にビッグマムと対峙することになったジンベエ。
万事休すとなり他のタイヨウの海賊団のメンバー、そしてジェルマ達と共に最終的にモンドールの本の世界に閉じ込められたという予想を立てていた。
しかしその予想に反しジンベエは無事ワノ国に到着した。
という事は最低でもライフ オア デッドは効かなかったわけである。※全員無事だったとは限らない
だがそれが効かなかっただけで逃げ切れることにはならないので、その後一体どうやってビッグマムもいる状況を凌いだのだろうか。
一番簡単な答えは魚人なので海に深く潜って逃げ出したというもの。
海の中への攻撃手段は限られるのでたとえ四皇の本拠地といえど地の利はタイヨウの海賊団にあったと解釈できるわけである。海の中だと悪魔の実の能力も大体は無効化できるのでありえる。
逆にクザン(青キジ)のような能力者相手だと窮地に陥るかもしれないが、ビッグマムのところにはオーブンがいるぐらいなので全力で深く潜れば熱でやられる前に逃げ出せるはずだ。
この予想が合っているのなら海戦だと本当に魚人達は無類の強さを発揮する存在と言える。
今回のジンベエの活躍のようにたった一人でも強い魚人が仲間にいればそれだけでその一団の海での生存確率は大きく上がるだろう。
ただ真相がそういうことであればジェルマはあれから捕まったかもしれない。
だとすれば本の世界に閉じ込められ現在モンドールと共にワノ国に来ていることになる。
ちなみに全く違う可能性も考えられる。
あのサンジが作ったただおいしいだけの渾身のケーキの効果は食いわずらいを抑えただけじゃなくその時だけちょこっと寛容にする効果もあったとしたら、ビッグマムの情けで全員見逃して貰えたのかもしれない。
しかしおリンならともかくあのビッグマムがいくら最高に上手いケーキを食ったからといって彼らを逃がすのだろうか…?
メインターゲットはルフィ達だったといえど、可能性を挙げたがちょっとこれは考えにくい。
というわけで話をまとめるとこうなる。
・ジンベエが無事だった理由は他のタイヨウの海賊団と共に海へ深く潜り魚人の特性を活かして上手く逃げ出せたからかもしれない
・なのでジェルマ(ヴィンスモーク家)の面々は対照的に全員捕まった可能性はある
・大穴としてビッグマムの情けで皆逃げることができた可能性も一応考えられる
他にもジンベエ以外の魚人達はジンベエを逃す為に犠牲になった、なども考えられるがだとしたら今回こんな笑顔で現れるとは思えないのでおそらく皆無事で間違いないだろう。
ちなみにワノ国への到着が遅れた理由はトットランドから泳いで逃げたのでそれで時間を食ったという単純なものかもしれない。来るのも泳いできたのならギリギリなのも納得である。
あとはネコマムシが一体いつ到着するのか、これだけ遅れているならきっと何かサプライズを引き連れてやってくるだろう。