第982話考察
ブラックマリアには裏がある?
ヤマトを探しに行かずカイドウと仲良くしていたブラックマリア。
この描写だけで何者か判断することは出来ないものの色々と可能性を考えてみる。
■政府のスパイ
同じ飛び六胞のドレークは海軍のスパイとして上手く潜入している。
ブラックマリアも同じようにスパイとして潜入しているとしたら、やけにカイドウとベタベタしていた理由も納得できる。
"歓楽街の女王"として表向きは活動していたCP-0のステューシーの例もあるのでこの可能性は実際にありえてもおかしくはない。
■海賊のスパイ
政府のスパイ説は普通にありそうとはいえ海軍とCPからはすでにドレークとステューシーが送り込まれているのでそのままだと被ってしまう。
なので政府とは真逆の海賊のスパイとして来ている線もあるかもしれない。
普通の海賊がこのような事を出来るわけはないので同じ四皇、シャンクスのところから来ているとしたらどうだろうか。
しかしこんな危険な任務をシャンクスが誰かに負わせたというのは、ちょっと想像が難しい。(ただし読者が知らないだけでそういう側面もあるのかもしれない)
それにシャンクスはシャンクスで五老星の狗っぽいので結局この線も政府と繋がることになる。
なのでストレートに政府のスパイ説の方がありえると思うが、しかし0%ではないのでこの可能性も今後忘れず考慮しておきたい。
■裏は何もない
遊郭を取り仕切る主なのでこれはつまりただの接客というかサービスなのかもしれない。
何も裏がなく純粋にカイドウ軍に居たいからいるのであれば、大ボスのカイドウから気に入られたいと思うのは当然なので今回のブラックマリアの行動は何もおかしなことはない。
カイドウからしてもサイズ的に丁度いいブラックマリアは重宝したい存在だろう。
それにブラックマリアに限らずカイドウの飛び六胞の扱いはその辺の部下とは違いゆるい感じがするので、何にせよ裏が何もなくてもこの描写は特に問題はないと言える。
というわけでスパイならスパイで納得できるし、裏が無いなら無いでも納得できるのでこの先どう転ぶか全く分からない。
ちなみに組織のスパイではなく個人的な恨みで単身乗り込んでいる可能性もあるだろう。
実際そうならその度胸はカン十郎をも超えていそうだが流石に一人でここまでやって来れるかは難しいと思う。
まあ本格的な戦闘になればドレークも含めそれぞれの立場がハッキリ描かれて行くことになるだろうから取りあえず今は様子を見よう。