第984話
ヤマトとエースにはどのような因縁があったのか?
そしてそこから思わぬ可能性が浮上!?


ルフィと戦っている最中「かえって思い出すよ あいつとの戦いを」と呟いたヤマト。

その前に「わからず屋め………」とも言っていたので単に以前戦ったことがあるだけじゃなく何かそこに誤解のようなのもあったのかもしれない。

ちなみに4年前エースはワノ国を訪れている。

おそらくその時二人は戦ったのだろう。

ヤマトは一応「カイドウの娘」なので百獣海賊団の幹部として縄張りに入って来た海賊を迎え撃ちに行った可能性がある。

しかし全く乗り気ではなく、形だけの戦闘をやってその後何か話したりしたのかもしれない。

ちなみにヤマトがルフィをずっと待っていた理由が本当に麦わら帽子にあるとして、それについて一体いつ気づいたのだろうか。

手配書を見て判断した可能性もあるがエースから話を聞いて"その人物"がルフィで間違いないと判断したとしたらどうか。(その人物とはおでんの日誌に書かれていると思われる重要人物)

エースはルフィがシャンクスから帽子を譲ってもらったことを知っている。

そしておでんの日誌には麦わら帽子を被っているシャンクスの存在が触れられているはずである。

ただよく考えると当時麦わら帽子を被っている人物といえばシャンクスなので、この辺がちょっと曖昧なところである。

つまり麦わら帽子が重要になるのならシャンクスがもっと日誌の中で注目されていたはずだ。ヤマトの待ち人がシャンクスではなくルフィである明確な理由は何なのか。

つまり注目すべきは麦わら帽子ではない?

いやちょっと待った、話はそういう事ではなく逆にもしもシャンクスがルフィに麦わら帽子を託した理由がその時の気まぐれじゃないのだとしたら…!?

ヤマトとエースの関係について考えていたら思わぬことに気付いたかもしれない。

この話の続きは次の考察へつづく───