第985話
マルコが海で見た妙な影の正体とは?
984話でネコマムシとイゾウを担いで鬼ヶ島まで一直線に来たマルコ。
その途中、海で妙な影を見たという。
それを聞いてすぐに浮かんだ可能性はペロスペロー。
妙な影というのにまさに当てはまる存在なのでこれで決まりだと思っていたのだが、しかしペロスペローだと時系列がおかしくなるかもしれない。
というのもペロスペローは他のビッグマム海賊団と共にマルコによって滝に落とされている。
そして滝を登っている最中にママシャンテ号が落ちていく様子を見たネコマムシとイゾウ。
それからすぐに二人はマルコと合流したと思われるので捻らずに考えるとペロスペローではない事になる。
しかし捻って考えると一応ペロスペローでも行けるかもしれない。
皆は船と共に落ちて行ったがペロスペローはキャンディの能力を使い一人滝の途中で踏みとどまった。
マルコ、ネコマムシ、イゾウの三人は滝の上で合流した後すぐに鬼ヶ島へ向かったわけじゃなく、今からどうするか少し話し合った。(その結果正面ではなく島の裏側から城へ向かうことにした)
その間にペロスペローは三人を追い抜き島へ向かい、マルコは二人を担いで上空を飛んでいたのでその影がペロスペローだとは判断できなかった───
という感じの解釈は一応問題ないと思うのでその影がペロスペローだとしても矛盾はしないだろう。
しかし全く別の存在を仮定しても自然である。
例えば……小舟に乗っていた飛徹とお玉。
きびだんごの能力を持っているので以前からお玉が鬼ヶ島に来る可能性は0じゃないと思っていた。
少なくとも日和やオニ丸より可能性は高いだろう。
日和は来ても人質になるだけなので何の為に来たんだと総ツッコミを受けるのは間違いない。
オニ丸は河松のみとの個人的な繋がりが強いのでマルコが途中から連れて来る感じには思えない。
だとすればペロスペローを除くと飛徹とお玉(お玉一人の可能性も一応ある)が最もありえるかもしれない。
もしくはペロスペローでもワノ国の住人でもなく全く予想だにしない人物の可能性もあるので明かされるのを楽しみにしておこう。
そういえば影と言えばヤマトが登場したのでロビンとジンベエの後ろにいた影の正体は結局誰だったのだろうか?
それについては次の考察へつづく。