第985話
カン十郎までも死んだのか?
それともオロチもカン十郎も生きている?


オロチ同様カン十郎も今回死んだ可能性が浮上している。

当初は戸惑ったがよく考えるとそれはそれで納得がいく。

というのもカン十郎は"オロチ様"に仕えることが唯一の生き甲斐だったも同然なのでその主君のオロチが死んだのならカン十郎も同時に役割を終えても不思議ではないからである。

しかしオロチがカイドウに殺されたというのをカン十郎が知った時の反応というのは非常に興味がある。

カン十郎が心酔しているのはオロチだけでカイドウは含まれていないはずなのでそれを聞いたら大いに取り乱すのは間違いない。

なので今回の話を最初に読んだ時(カン十郎死亡の可能性に気付いていなかった時)カイドウへの復讐心から赤鞘に協力する一発逆転の可能性が出てきたとすぐに思った。

しかしカン十郎も同時に死んだ可能性がある事に気付いた後、生存説も含め冷静に考えると今更赤鞘に協力というのは実際のところこれでもかなり厳しいと思う。

というのもその動機は「オロチ様が殺されたから協力させてくれ!」という事なので、そう考えると協力どころか死亡説の方がありえそうに思える。

味方だったが途中から理由あってオロチに寝返ったというわけじゃなく一番最初からオロチの指示の元敵として潜り込んでいたというのが"黒炭カン十郎"のポイントなので結局カイドウをやった後の処遇が何もないのが生存説の難点というわけである。そこには空っぽの黒炭カン十郎だけが残る…(一応対カイドウ戦の最中に死ぬのが決まっているのであれば話は変わるが)

ちなみにシンプルなのはオロチがまだ生きている場合。

これなら主君が生きているのでカン十郎もまだ普通に生きていても不思議ではない。(たとえ絵ではなく実際にお菊にやられたとしても瀕死で気絶しているだけ)

この場合カイドウ達すら死んだと思っていたところの隙をついて終盤に二人が何かやらかすという感じの展開が待っているかもしれない。

死んだと思われたオロチは実は絵の影武者で、カン十郎の方も同じだったとしても本物カン十郎は本物のオロチの護衛として共にどこかに隠れているということなので展開として特に違和感はない。

ただしカン十郎はずっと死に場所を求めていたので自分だけ影武者を用意していた(オロチは死にカン十郎は生きている)というパターンはやはり考え辛い気がする。

ちなみにオロチは生きておりカン十郎は死んだというパターンも意味は違うが可能性の低さはそれと同じぐらいだと見ている。

というわけで話をまとめるとこうなる。

(2)へつづく。