第987話
赤鞘達の攻撃がカイドウに効いた具体的な理由が判明
そこから分かる事とは


錦えもん達の奇襲攻撃は実際にカイドウに通じた。

その理由は意外にも気合や気迫などではなくおでんの流桜だとカイドウ自身によって具体的に説明された。

以前おでんはロジャーと白ひげの戦いの様子を見て驚いていた。

なのでおでんは武装色(流桜)を使えない可能性を今まで考慮していたが、今回のカイドウの発言によって話は変わったかもしれない。

おそらくおでんはバリア型の流桜は習得していなかったが内部破壊型の方はいつからか身につけていたのだろう。

以前のヒョウ爺の解説によると内部破壊の方が弾く方より難しいという事だったが人によっては一段飛ばしで内部破壊の方だけを扱えることもあるのかもしれない。

ただし白ひげとロジャーの戦い以降、おでんは流桜をマスターした可能性も考えられるのでそう断言はできないが、しかし突然変異的な強さを持っていたおでんの事なので基本を飛ばして応用の方だけを身につけていたとしても不思議ではない。

なんであれおでんは流桜を身につけていたわけなので、という事はつまり、

バリバリの実最強説はまた信憑性を増したことになる。

ただし弾く方の流桜を本当におでんは最後まで扱えなかったのであればバリアVSバリアで打ち消せる可能性は一応まだ残っている。

なのでロジャー白ひげ(四皇)クラスが全力を出せば悪魔の実の力を破れると信じることはまだ出来る。

話を今回の攻撃に戻すと錦えもん達によってカイドウ攻略の糸口が見えたのは間違いない。

しかし錦えもん達だけで倒せるかどうかはまた別の話である。

この話はおまけとして(2)へつづく。