第988話考察
サンジが遊女を探しに行っていたことはこれから思わぬ伏線となるかもしれない…!?


感想の中ではその件はモモの助救出において読者をも(というか読者を)欺く陽動作戦になったと解釈したが今後他にも意外な形で働いて来るかもしれない。

結構前からコロナの影響で疫災のクイーンが干されるかもしれない可能性を取り上げてきた。

大看板への挑戦権の話が出てきたりフーズ・フーとクイーンがいがみ合っているかのように見える場面が何度か出てきたりと徐々にだが実際その可能性は現実味を帯びてきている。

しかしクイーンはあくまでウイルス兵器の開発者であって今のところ自らの戦闘で兵器を使用したことはない。

なのでクイーンだけがいなくなっても兵器が残っていれば状況はあまり変わらない事になる。

以前もその事は考慮したが今後一切カイドウ側の誰もが兵器を意図して使わない状況を想像するのが難しくそれから深く考えなかった。

だがもしも外側の勢力が兵器を予め潰している状況になれば話は変わってくる。

つまりその外側の勢力と言うのがサンジかもしれない。

サンジといえば昔は敵の裏をかく隠密としてのポジションが定着していた。

今回のモモの助の救出はそういう意味での久しぶりの活躍だと受け取ることも出来るが、まだこれだけじゃないかもしれない。

敵を騙すにはまず味方からなのか実際に遊女を探しに行っていたのかは分からないが城の中を探索していたサンジはウイルス兵器の保管庫にたまたま辿り着いた。

物騒なものが置いてあるとすぐに察したサンジがそれを全て駄目にしていたとすれば、そうやってウイルス兵器は今後使われないことになるのかもしれない。

そうなればクイーンもこれからはただのクイーンとなって無事ワノ国編終盤までは生き残ることができるというわけである。

希望的観測の部分はともかく実際ウイルス兵器が今後露骨に使われる可能性は低いと思う。

なのでサンジじゃないにしろ他の誰かが事前に破壊していたと明らかになってもおかしくはないと思う。むしろサンジよりこっちの方が有力かもしれない。

おまけとして(2)へつづく。