第991話考察
クイーンが使った銃弾には海楼石が仕込まれている!?
ドレークを仕留めようとマシンガンをぶっ放したクイーン。
本来ならドレークも言っていたように「こんなもの」で倒せるわけはない。
しかし撃たれた後に何かを察知したドレークは大いに焦り出した。
兎丼で使われた「ミイラ」のようなウイルス兵器でないのならこれはもう海楼石の銃弾で間違いないだろう。いよいよタブー(?)が解禁される時が来たのかもしれない。
劇場版「Z」で登場しているという事で巷では今更という声も挙がっているようだが映画と原作はパラレルで直接繋がりはないので本当に海楼石の銃弾であればこれは一大事だと思う。
本編で本格的に登場すればこれからの戦闘が少なくともワノ国編では覇気登場以降のように大きく変わるほどの影響がある気もするのでこの真相はかなり重要ではないだろうか。
ただしこれが海楼石だとするとドレークが驚いたタイミングが少し引っかかる。
以前ホーキンスがローに海楼石の釘を使い能力を封じたことがあった。
しかし刺さった釘を引っこ抜けば問題が解決するのでその後結局逃げられた。
もしもこれが同じような状況だとしたらドレークの体に弾がめり込んでいることになるが、とてもそんな様子には見えない。
なのでこの時間差の驚きが直接のヒントになっているのであればウイルス兵器の方があり得るだろう。
かすっただけで物理的なダメージは0だったがその僅かな傷口からウイルスが入り込んでしまい体に異変を感じたので驚くまでに間があったというわけである。
この数ヶ月ウイルス兵器は自粛されるという予想を散々立てていたが、むしろ今ウイルス兵器を登場させればより一層カイドウ側の非道さを引き立たせることが出来ると思うのでその目的で疫災のクイーンが猛威を振るう可能性は逆にあるかもしれない。ドレークへの拷問をキングではなくクイーンが楽しそうにしていたのもその予兆だったと取れる。
ただし諸事情を抜きにしても自らの本拠地でそのような兵器を使うのかという疑問はある。兎丼は囚人の数の方が圧倒的に多かったがここでは味方の数の方が圧倒的に多いので逆効果にすらなりえる。なのでこの討ち入りでウイルス兵器が使われないのは純粋に自然とすら言える。
それに近くで撃たれた侍は単純に痛がっていたのでこれらの点を考慮しても海楼石の弾の方があり得ると思う。
ちなみに驚くまでの間については「もしもこれが海楼石の弾なら……!?」という感じでもしもの可能性を考えた時間だったとすれば問題ないだろう。
普通には出回っていないものなので最初は思いもしなかったがワノ国が海楼石出産国であることを思い出したのでヤバいと焦り出したというわけである。
というわけで真相が海楼石の銃弾だとすれば色々と納得できそうではあるがしかし本当にそう単純なものなのかという疑いは残っている。
そう考える理由についてはおまけとして(2)へつづく。