第995話考察
マルコの不死鳥の再生能力の限界について
ビッグマムに首を掴まれ窮地に陥ったマルコ。
しかし"不死鳥"の能力で復活できるはずなので絶体絶命という程の事じゃないように思えるがマルコの反応で判断すると結構危ない状況だったようだ。
思い出して見ると58巻のSBSで再生能力には限界があることが示されているのでマルコが焦るのも無理はないが、ただその再生能力の限界は具体的にどうなっているのだろうか。
黄猿と赤犬の攻撃よりもペロスペローの矢の方が驚異というのは違和感を感じたのでそこに今回の描写の鍵があるだろう。
例えば頭を矢で射貫かれたら一発でアウトという可能性はあるかもしれない。
セルじゃないが頭の中に不死鳥の"核"がありそれが破壊されれば死ぬという事なのであれば話は分かりやすい。
ちなみに核はなくとも首が切れればアウトなどの条件でも話は同じである。
二人とも長く海賊をやっているのでマルコもペロスペローも互いの能力の弱点を把握しているとすれば上手く説明ができる。ベテランの大海賊ともなれば脅威と判断した敵の能力を研究していても不思議ではない。
実際今回のペロスペローの発言で過去の因縁について触れられたのであり得る話である。
もう一つ浮かんだ可能性は再生回数に限界があるというもの。
一発の矢で倒すように見えたのはあくまで演出であって実際はビッグマムが押さえている間に再生できなくなるまで何度も矢を放つ予定だったのかもしれない。
これはこれでありそうだと思うが若干曖昧な感じではある。
前者だと仕留め方はハッキリしているがこっちは粉々になっても例えば灰の中から再生する可能性もあれば、条件が整えば心臓一突きでやられる事もありえるわけなので体力勝負が不死鳥攻略の鍵ということになる。
ちなみに以前からイメージしていた"再生の限界"は首が切れることだったので前者を有力視しているが、あまりにもダメージを受けすぎると不死鳥としての体力が無くなり再生できなくなる可能性も実際考えられるのでどちらも正しいかもしれない。
ただマルコほどの実力者になれば通常の戦闘で極端にダメージを受けすぎる事はないと思うのでやられる(やられそうになる)事がある場合は前者の急所が存在するか海楼石による能力封じが原因になると予想している。
ちなみにウソップと同じく今回マルコはちょっと株を落とした感があるので今後持ち直してもらいたい。相手が四皇じゃなければどうにでもなるはずなので早い復活を期待している。