第996話考察
全力でカイドウのいる屋上へ向かうビッグマムの狙いとは?
ライブフロアにいる者達に目も向けず屋上に向かって飛び去って行ったビッグマム。
これでロビン達は助かったが、しかしなぜ急いでカイドウの元へ向かっているのだろう。
ルフィを待ち伏せる為だとすれば話は分かりやすい。
ルフィの狙いがカイドウなのはビッグマムも知っているのでそこで待ち伏せしておけば探す手間が省けるので話はそういう事なのかもしれない。
それにビッグマムの立場で考えるとルフィはすでに屋上に辿り着いている可能性もあるので、これが一番ルフィを早く叩き潰せる最善のルートで効率がいいだろう。
あと屋上に辿り着く前にやられるほど麦わらはヤワじゃないと判断していればもうこれで間違いない。
しかし他にも可能性はある。
当初はルフィを潰す目的で鬼ヶ島に来たものの途中で予定していなかったカイドウとの海賊同盟を結んだビッグマム。
あまりに急な判断だったのでペロスペローは受け入れずマムに逆らいカイドウをマルコと手を組んでまで倒そうと計画した。
だがその件についてマムと直接話し合ったら結局すぐにペロスペローは折れた。
ように見えただけで実際は992話の考察で予想したことが正しい場合ペロスペローは諦めたわけじゃなくビッグマムが隙あらばカイドウを殺そうと狙っていることを察したのでマルコとの同盟を切っただけである。
裏切るのは鬼ヶ島を出て随分先のことだと思っていたが、予想外の討ち入りが始まったので今がチャンスと標的をルフィからカイドウに変えたのかもしれない。
討ち入りが始まってすぐは目の前にルフィがいたので狙ったが、城外に出され頭が冷えたので狙いを変えたとすればその点の辻褄も合うだろう。
ちなみに錦えもん達の奇襲を見て「カイドウは死んだのか!?」と笑顔だったのでこれはあり得る話だと思う。
ヴィンスモーク家に対してもホールケーキアイランドに招いてすぐに殺す計画を実行したので隙があれば次の機会を待たないビッグマムの性格にも合っている。
あとマルコに対し「今はお前に使う武器(ソウル)はねェ!!」と言ったことにも話が合うかもしれない。
この島にいるマルコ以上の大物といえばカイドウぐらいしかいないので体力を温存したというわけである。
ソウルに関してはルフィを全力で仕留める為と解釈することもできるので断定はできないが、ただルフィとカイドウのどちらか二人が狙いというのは間違いないと思うのでこれからややこしい展開になることはないだろう。
ちなみに気になるのはこれは1000話が迫る中での展開なので、つまりビッグマムが1000話で起きる何かの鍵なのかもしれない……!!?