第996話考察
モモの助が世界を"夜明け"に導く人物…!?
ヤマト曰くモモの助は世界を夜明けに導く存在だという。
以前から作中で度々言及されていた重要人物なのでルフィもしくはジョイボーイもしくはジョイボーイと化したルフィの可能性を最有力としていた。
だがここに来てモモの助がその候補に入ることになった。というか今回のヤマトの言い方をそのまま受け取るとモモの助こそが答えである。
しかしモモの助は尊敬される光月家のおでんの息子とはいえ普通の8歳でおでんから古代文字の読み書きも含め"光月"の名以外何も受け継いでいない。
侍達からの尊敬はあるものの、そのモモの助がこれから世界を夜明けに導けるとは少なくとも現在の時系列ではにわかには信じられない。
なのでこの事についてはこのようなパターンが考えられると思う。
■ヤマトの勘違い
ヤマトの情報源はほとんど全て日誌からなのでそこに書かれていた曖昧な表現を誤って解釈しその人物を実際は別人にも関わらずモモの助だと勘違いしたのかもしれない。
実際にはあり得る話ではあるが、しかしここまでヤマトが断言しておいて今後完全な間違いだったと判明する流れになるとは信じられないので"完全な勘違い"というのは無い気がする。
ただし半分正しいぐらいの可能性はあるかもしれない。(後述)
■ズニーシャと関係している
モモの助はズニーシャの声を聞け命令できる特殊な能力を持っている。
それがおでんから引き継いだものなのか、トキから来たのか、それともモモの助特有の能力なのかまだ判明していないがこの事が強く関係している可能性は高いだろう。
海王類を操れるしらほしは古代兵器ポセイドンとしての能力を持っているがモモの助も実は古代兵器か何かなのかもしれない。
ただプルトンは設計図が存在する"戦艦"でウラヌスはほぼ間違いなくマリージョアに隠されているので古代兵器としての枠は空いていない。
しかし古代兵器そのものじゃなくともズニーシャを操れることはひとつなぎの大秘宝を扱う(?)時に必要なことかもしれないのでこれは"サポート役"としてモモの助が世界を夜明けに導く存在という意味なのかもしれない。
若干中途半端な感じであるがヤマトの完全な勘違いや素のモモの助が本当に夜明けに導く可能性よりは考えられると思う。
では素じゃないモモの助だとしたらどうか。
■ジョイボーイと化す
これを一番有力視している。
以前ルフィがジョイボーイと化す(憑依される)可能性を考えた事があるが肉体はルフィでも精神は完全な別人になるのであり得ると思いつつも違和感を持っていた。
しかしその役がモモの助に回るのであれば以前海王類達が話していた"二人の王"とも当てはまるので全て上手く噛み合うのではないだろうか。
なのでこの場合ヤマトの解釈は半分正しいことになるだろう。
というわけでモモの助には悪いが普通の8歳が世界を導くのは荷が重すぎると思うのでここは海賊王になるルフィと精神体のジョイボーイにその仕事は任せた方がいいだろう。
ただジョイボーイが過去から憑依する可能性自体ただの憶測でしかないのでまだどうなるのか分からないのは頭に入れておきます。
それに本当に"素のモモの助"が最重要人物になる可能性も、ないとは思うがあり得なくはないので取りあえず今は焦らずモモの助の成長を見ていくことにしよう。